溶連菌感染症による『扁桃炎』ってどんな病気?

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溶連菌感染症による『扁桃炎』ってどんな病気?

扁桃炎は一般的な風邪で起こるもので、扁桃腺が腫れたり、
膿栓を形成したりなどといった症状を持ちます。

 

 

 

溶連菌によっても引き起こされ、咽頭炎と並んで、
高確率で起こる合併症の一つです。

 

 

 

溶連菌によって扁桃炎が起こっているかどうかは、
イチゴ舌や発疹などといった特徴的な他の部位での症状を参考にして診断していきます。

 

 

 

 

 

 

 

もし、イチゴ舌や発疹が起こっている場合は、高確率で溶連菌に感染しています。

 

 

 

そしてさらに、鼻汁と咳がとくになくて、
扁桃腺の発赤や膿栓が目立つ場合は扁桃炎になります。
ここで初めて扁桃炎と診断されます。

 

 

 

扁桃炎と咽頭炎の違いは?どうやって見分けるの?

 

 

 

扁桃炎と咽頭炎の区別は、咽頭痛の程度と羅病期間、発熱の有無、
全身倦怠感の程度をみて判断されます。

 

 

 

もし水を飲んだり、食事ができないくらい症状がひどい場合は、
補液や入院も視野に入れます。

 

 

 

咽頭炎について知りたい人は、
以下の記事を参考にしてください。

 

 

 

咽頭炎ってどんな病気? 

 

 

 

扁桃炎はあらゆる病気から起こる

 

 

 

扁桃炎は、溶連菌感染症はもちろんですが、
あらゆる病気から起こる合併症でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

例えば歯性感染症から扁桃周囲膿瘍や口腔底膿瘍をきたすこともあり、
そこで歯や歯茎の腫脹の有無が確認できます。

 

 

 

当然これは普通の風邪や溶連菌感染症でも言えることです。

 

 

扁桃炎が悪化して起こる「扁桃周囲膿瘍」とは?

 

 

 

扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)とは、急性咽頭・扁桃炎から続発し、
扁桃被膜と周囲筋膜の間に膿瘍を形成する疾患です。

 

 

 

 

 

 

 

症状は激しい咽頭痛や発熱、開口障害、含み声などがあります。

 

 

 

そこから頸部リンパ節腫脹からの上頸部圧痛を感じることが多くなります。

 

 

 

すでに抗菌薬を内服していたにもかかわらず、
数日後に激しい咽頭痛を訴える場合は、扁桃周囲膿瘍の可能性が高いです。

 

 

 

この病気は、処置の遅れで深頸部や縦隔に膿瘍が進むと、
命の危険につながる恐れもあるため、
迅速な対応と治療が必要になります。

 

 

 

扁桃炎がリンパ節炎の原因になる?!

 

 

 

扁桃炎は、リンパ節炎を引き起こすこともあります。

 

 

 

リンパ節炎は溶連菌感染症の合併症の一つですが、顔や首周りが腫れて、
空気の通り道をふさいで酸素を取り込めなくなり、
最悪の場合は窒息死する恐れもあります。

 

 

 

 

 

 

 

これはリンパ節炎が起こる場所にも寄りますが、要注意です。

 

 

 

リンパ節炎が起こる場合、かなり重症な扁桃炎のケースにはなりますが、
これが首の辺りにできると、別名『頸部リンパ節腫脹』とも呼ばれる病気が発症します。

 

 

 

一方、頸部の発赤や腫れ、波動を感じた場合は、
「頸部膿瘍」の可能性も考えられます。
そこ判断は担当医に任せましょう。

 

 

 

リンパ節炎は溶連菌感染症の合併症の一つでもありますので、
知っておくといいでしょう。

 

 

 

溶連菌感染症の合併症『リンパ節炎』とは? 

 

 

 

扁桃炎を治すなら抗菌薬治療がおススメ!

 

 

 

扁桃炎に対する治療は、重症度のレベルに応じて抗菌薬を使い分けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌感染症による扁桃炎の場合であれば、
アモキシシリンやペニシリン、マクロライド系、セフェム系抗菌薬が選択肢に入ります。

 

 

 

ペニシリンアレルギーの場合はマクロライド系抗菌薬が使用されます。
さらに抗菌薬について知りたい人はこちらをどうぞ。
大人にも効く溶連菌治療薬です。

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは?

 

 

 

大人にも効く!溶連菌感染症を治療する薬まとめ 

 

 

 

一方で、もしあまりの痛さに、食べ物や水分を摂取できない状況や、
脱水、高熱が起こるくらいに扁桃炎が重症化した場合は、

 

 

 

入院を視野に入れ、十分な補液とアンピシリン/スルバクタムを使った
静注抗菌薬治療を行います。

 

 

 

以上が、溶連菌感染症による合併症の一つである扁桃炎の基本情報になります。

 

 

 

ありがとうございました!