溶連菌感染による扁桃炎はどうやって治療するのか?

スポンサードリンク

溶連菌感染による扁桃炎はどうやって治療するのか?

溶連菌に感染すると高確率でかかるのが、
咽頭炎と扁桃炎による激しい喉の痛みです。

 

 

 

咽頭炎とは喉奥の痛み、一方で扁桃炎は喉の横の壁に膿ができたり、
腫れて痛みを伴うタイプの病気です。

 

 

 

扁桃炎とよく一緒に取り上げられる、
溶連菌感染による咽頭炎については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

咽頭炎ってどんな病気?

 

 

 

扁桃炎の原因菌の多くはA群溶連菌で、幼児期〜小学生あたりの年齢を中心に、
春から初夏、秋から初冬に多く見られます。

 

 

 

A群溶連菌については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

人喰いバクテリア!A群溶連菌感染症の治療法!

 

 

 

溶連菌感染による扁桃炎はペニシリンで治療

 

 

 

溶連菌感染症による扁桃炎であるならば、ほとんどの場合でペニシリンが使用されます。

 

 

 

特にペニシリンGやアモキシシリンはよく使用され、
子供向けの治療薬としてはアモキシシリンが活躍します。

 

 

 

 

 

 

溶連菌感染症に対するペニシリン治療については以下の記事を参考にどうぞ。

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは?

 

 

 

ただし、ペニシリンショックの危険性や経験がある場合は、
次に紹介する抗菌薬が使用されます。↓↓↓

 

 

 

ペニシリンアレルギーの場合の代替薬は?

 

 

 

ペニシリンに対して次のアレルギー反応を示す場合は、
ペニシリンの使用をやめてください。

 

 

 

 

 

 

■ペニシリンによる主なアレルギー反応

 

  • 虚脱感
  • 四肢末端部のしびれ感
  • 冷や汗
  • 皮膚蒼白
  • 胸内苦悶
  • 腹痛
  • 呼吸困難

 

 

 

上記のアレルギー反応に当てはまる場合、
以下の薬剤を使用し治療を行います。

 

 

 

 

 

 

  • セフェム系薬剤
  • ニューキノロン系薬剤
  • クリンダマイシン

 

 

 

通常であればペニシリン系薬剤であるアモキシシリンの10日間投与が基本ですが、
それが無理な場合は、例えばセフェム系薬剤の5日間投与が認められます。

 

 

 

この中に、抗菌薬として有名なマクロライド系抗菌薬が挙げられていませんが、
その理由については以下にて解説します。

 

 

 

マクロライド系抗菌薬が推奨されない理由

 

 

 

抗菌薬として有名なマクロライド系薬剤の使用がなぜ挙げられていないのか、
疑問に思った方もいるでしょう。

 

 

 

マクロライド系抗菌薬もまた、溶連菌感染症の治療に役立つ薬の一つなので、
疑問に思う人がいて当然です。

 

 

 

しかし、A群溶連菌感染による扁桃炎に対しては、
マクロライド系抗菌薬は使用しないほうがいいというケースが近年増え続けています。

 

 

 

原因の一つとしては、まずは耐性菌の増加です。

 

 

 

 

 

 

つまり、A群溶連菌にたいしてマクロライド系抗菌薬が効かなくなってきているということです。

 

 

 

さらにもう一つ大きな理由として、
A群溶連菌感染症による扁桃炎にかかった子供に対して、
マクロライド系抗菌薬を使用したときにリウマチ熱を併発させてしまった例があります。

 

 

 

マクロライド系抗菌薬の代表例としてエリスロマイシンがありますが、
耐性菌が増え続けている今、使用は推奨できません。

 

 

 

扁桃炎治療は食べ物にも注意

 

 

 

当然ですが、溶連菌感染による扁桃炎にかかっている状態では、
食べ物にも気をつけなくてはいけません。

 

 

 

 

 

 

特に、冷たすぎる食べ物や香辛料が効いた食べ物、辛い食べ物、すっぱい食べ物、
熱すぎる食べ物は炎症を悪化させてしまう危険性があります。

 

 

 

以下の記事で溶連菌感染症にかかったときの食事の注意点についてまとめているので、
ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

溶連菌に感染しているときに注意したい食事のとり方

 

 

 

飲み物なんかを飲むときは、ぬるま湯で白湯を飲んだり、
ぬるくなるまで冷ましたほうじ茶や麦茶がオススメです。

 

 

 

また、熱すぎる食べ物も喉を痛めてしまう恐れがありますから、
よく冷ましてからほどよい温度で召し上がるようにしましょう。

 

 

 

扁桃炎の治療では普段のうがいも念入りに行う

 

 

 

溶連菌感染による扁桃炎の治療では、抗菌薬の投与も大事ですが、
うがいによる口内のセルフケアも重要です。

 

 

 

 

 

 

イソジンやモンダミンのようなうがい薬を使ってもいいですし、
少し異端ですが、柿渋うがい液でうがいすると、口内を健康な状態に保ち、
2、3日も継続すれば溶連菌による喉の痛みも大幅に改善されます。

 

 

 

うがいするときですが、しっかりと喉の奥に水が届くように上を向いてガラガラと洗ってください。
それから、洗面所で水を吐き捨てます。

 

 

 

溶連菌対策のためのうがいについては以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌を防ぐうがいと手洗いの基本

 

 

 

柿渋うがいで溶連菌による喉の痛みを解消!

 

 

 

以上が、溶連菌感染による扁桃炎の治療についてです。
ありがとうございました!

関連ページ

溶連菌感染症による『扁桃炎』ってどんな病気?
溶連菌感染症の合併症の一つに扁桃炎があります。非常にメジャーな症状であり、あまりにも激しい痛みと高熱を訴える場合は、溶連菌感染症の可能性が高いです。
溶連菌による合併症『扁桃炎』の症状・潜伏期間・検査方法について
溶連菌感染症の合併症の一つに扁桃炎にかかったときの症状・潜伏期間・検査方法などについて具体的に解説していきます。