溶連菌感染症?発熱して安易に解熱薬を使ってはいけないワケとは?

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溶連菌感染症?発熱して安易に解熱薬を使ってはいけないワケとは?

溶連菌感染症の特徴として39度を超える高熱がありますが、
現実は39度の高熱が出たとわかった時点で、
溶連菌感染症だと判断できる人はほとんどいないと思います。

 

 

 

おそらく大抵はインフルエンザなどを思いつくでしょう。

 

 

 

 

 

 

言っても溶連菌感染症って、最近ニュースになることが増えたくらいで、
まだまだ世間では浸透していませんからね。

 

 

 

高熱が出たからそれが溶連菌感染症だなんて判断できる人なんて、
ごく一部の医療従事者くらいです。

 

 

 

患者が発熱した段階でよく取りがちな行動の一つに、
以前に高熱を出して使用した解熱剤を使い回すといったことがありますが、
これは絶対にやめてください。

 

 

 

特に、イチゴ舌や発疹などの溶連菌感染症だと思わせるような、
溶連菌感染症の代表的な症状が出ているときは絶対に控えてください。

 

 

 

医師に相談なしに解熱剤を使うと原因がわからなくなる

 

 

 

まず、発熱してからいきなり解熱剤を独断で使用することを控えてほしい理由はこれです。

 

 

 

発熱することは悪いことだと思うかもしれませんが、
それは体が「危ないよ」と訴えかけているサインなので、
解熱薬で熱を下げようとすると、根本の原因が何かがわからなくなります。

 

 

 

 

 

 

もし、解熱の原因が溶連菌による肺炎とかだった場合、
とんでもなく危険な状態になる可能性があるので、
それを見逃してしまうと命の危険にさらされるかもしれません。

 

 

 

例えで出しただけですが、溶連菌による肺炎の合併は可能性としてはかなり低いのですが、
高確率で劇症型溶連菌感染症へと悪化するという特徴を持ち、
1日ともたずに死に至る可能性があるのです。

 

 

 

【危険!】溶連菌感染による肺炎の恐ろしさ!

 

 

 

ほかにも、溶連菌に限らず、他の感染症が原因で発熱していたりした場合にも、
解熱してしまっては原因究明が困難になってしまうのです。

 

 

 

事態をさらに悪化させてしまう恐れがある

 

 

 

もう一つ解熱薬を勝手に使用しないほうがいい理由としては、
解熱剤を勝手に使うことで症状をさらに悪化させてしまう恐れがあるからです。

 

 

 

例えば即効性を求めて座薬を使用するケースがありますが、
もし血液疾患を持っている人が座薬を使用すると、直腸粘膜を傷つけて、
そこから菌が入り込み、血管内に侵入して敗血症ショックを引き起こす危険性があります。

 

 

 

 

 

 

もし血液疾患の一種である敗血症が溶連菌によるものであるとすれば、
悪化した敗血症による多臓器不全などで死に至る可能性があります。

 

 

 

あまり知られていませんが、敗血症が溶連菌感染症の合併症の一つで、
元スポーツ選手が死んでしまったという事例が実際に起こっています。

 

 

 

西武・森慎二コーチが溶連菌による敗血症で死去

 

 

 

菌血症によく似ている敗血症ってどんな病気?

 

 

 

一般人よりもはるかに強い体を持つスポーツ選手ですらこれですから、
普通の人がかかってしまったらひとたまりもありません。

 

 

 

お金を使うのがもったいないとか、早く解熱したいという思いから、
焦って解熱薬の使い回しを行うと、こういったとんでもない事態に発展してしまう恐れがあります。

 

 

 

もし発熱して会社を休みたくないと思っていたりしても、溶連菌感染症だったら大変なので、
解熱薬を独断で勝手に使いまわしたりせず、しっかりと病院で検査してもらうようにしてください。

 

 

 

インフルにかかったときと溶連菌感染症にかかったときは、
当然それぞれ使用すべき薬の種類は違いますので、
プロから判断して処方してもらった的確な薬の使用を行うようにすべきです。