溶連菌感染症と合併症

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溶連菌によって発症する病気と症状まとめ

溶連菌に感染して起こる溶連菌感染症は、様々な症状をもたらしますが、
中でも発症パターンとして、以下のような病気が付いてくることが多いです。

 

 

 

溶連菌感染症は、多くの場合はA群溶連菌がもとで発症するケースが多いので、
今回はそのケースを前提に話を進めていきたいと思います。

 

 

 

溶連菌感染症にかかると起こる症状まとめ

 

 

 

溶連菌感染症に大人から子供にかけてかかることで、
発生する溶連菌感染症の症状をまとめました。

 

 

 

  • 咽頭炎
  • 扁桃炎
  • 猩紅熱(しょうこうねつ)
  • イチゴ舌
  • とびひ
  • 食中毒
  • 劇症型溶連菌感染症
  • 全身発疹

 

 

 

これらが、主な溶連菌感染症と同時に起こりやすい病気になります。
それでは以下より順番に解説していきます。

 

 

 

咽頭炎と扁桃炎

 

 

 

2つは、溶連菌にかかったら大人の方でも高確率で発症する病気です。

 

 

 

こうして病名でみると怖いイメージを持ってしまいがちですが、
これだけの場合、いわゆるのど風邪の症状です。

 

 

 

喉の痛みや発熱などの症状は、
主にこの咽頭炎と扁桃炎からきています。

 

 

 

ちなみに、のど風邪の原因の70%〜80%はウイルス性のものですが、
残り20〜30%の細菌によるものの中の90%以上が、
A群溶連菌によるものだとされています。

 

 

 

A群溶連菌感染症について知りたい人は、
以下の記事をどうぞ。

 

 

 

人喰いバクテリア!A群溶連菌感染症の治療法! 

 

 

 

一つの目安として、咳(せき)が頻繁に出ている場合だと、
ウイルス性による可能性が非常に高いです。

 

 

 

大体の場合は自然治癒か、解熱鎮痛剤で数日で治るものですが、
細菌による咽頭炎や扁桃炎などののど風邪は、長引くこともあります。

 

 

 

溶連菌によるのどの症状を治療していくのであれば、うがいや
喉ミストを使った治療がおススメです。

 

 

 

自宅で簡単にできますし、準備物などもそんなに多くないので、
誰でも簡単に実践できます。

 

 

 

溶連菌を防ぐうがいと手洗いの基本

 

 

 

のどミストで溶連菌の喉の痛みを解消! 

 

 

猩紅熱(しょうこうねつ)

 

 

 

 

次は猩紅熱とよばれるもので、
溶連菌感染症などによる特殊なパターンの発熱性の病気になります。

 

 

 

のどの症状以外に様々な症状を伴うのですが、
特に発疹を伴うのが特徴です。
 
 
 
また、舌などにブツブツができて真っ赤になるというイチゴ舌という症状も、
猩紅熱ならではの特徴的な症状と言えるでしょう。

 

 

 

今は医療も発達しているため少ないですが、
発病して10日位経つと、腎炎が発症し、
20日くらいになるとリウマチ熱がでてきます。
 
 
 
 
 

 

 

 

リウマチ熱の場合は、完治しても後遺症として心臓弁膜症が残る場合もありますから、
昔は本当に恐れられていたといいます。

 

 

 

今は抗生物質がありますので、かつてのような猛威を振るうことは少ないようですが、
溶連菌にかかるとこうした特有の熱症状も出てくるというのは覚えておきましょう。

 

 

 

猩紅熱についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌感染症特有の症状「猩紅熱(しょうこうねつ)」とは? 

 

 

イチゴ舌

 

 

 

 

溶連菌に感染すると、大人も子供も、舌に赤いぶつぶつができて、
イチゴのように赤くなるイチゴ舌という症状に陥ります。

 

 

 

溶連菌感染症特有の症状で、プラス高熱などが確認できたら、
高確率で溶連菌感染症にかかっています。

 

とびひ

 

 

 

 

患部から出た膿が次々と広がっていくことから、
「飛び火」のようだということで、この名前が付けられました。

 

 

 

症状としては傷口からできる水膨れから始まり、
敗れて赤むけになります。

 

 

 

治療としては抗生物質の内服が基本で、
最低1週間〜10日間以上は治療を続けなくてはいけません。
 
 
 
 

 

 

 

溶連菌感染症によって発症した場合、
入浴の際はお風呂を避けてシャワーだけにとどめ、
石鹸などを泡立てて菌をよく洗い流しましょう。

 

 

 

タオルで拭いたあとは、しっかりとアルコールで消毒しておくようにしてください。
やらないとまた誰かに移ってしまいます。

 

食中毒

 

 

 

 

そのまま、食中毒です。吐き気を伴って嘔吐するなどの症状が出てきます。

 

 

 

最近では、溶連菌が原因による食中毒が起こり、
学校がそのまま学級閉鎖状態になったという事件がありました。

 

 

 

それについてはこちら!

 

 

 

溶連菌で食中毒?!大阪の消防学校で143人が感染! 

 

 

劇症型溶連菌感染症

 

 

 

 

劇症型溶連菌感染症とは、溶連菌感染症が重症化したパターンで、
A群とB群に大きく分けられます。

 

 

 

 

初期症状は発熱や四肢疼痛、血圧低下から始まります。
のちに急性腎不全、凝固能異常、多臓器不全を引き起こし、
致死率は40%を超えるという非常に恐ろしい病気です。

 

 

 

普段は害のない溶連菌が、こうして牙をむくケースもあると覚えておきましょう。
発症した場合はただちに病院側の対処に任せること。

 

 

 

素人の勝手な判断で行う治療は御法度です。

 

 

 

全身発疹

 

 

 

その名のとおり、溶連菌に感染すると症状として、
全身発疹を引き起こすことがあります。
または、全身ではなく一部の場合もあります。

 

 

 

発疹のかゆみなどによってアトピー性皮膚炎が悪化することもあるので、
抗ヒスタミン剤などでかゆみを抑える治療を行うことが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

アトピー治療にはステロイドも用いられることがあります。

 

 

 

溶連菌感染症とアトピーについてはこちら!

 

 

 

溶連菌で悪化するアトピー性皮膚炎とは?

 

 

 

大人でも溶連菌が原因でアトピーが悪化する?! 

 

 

溶連菌感染症と合併する病気まとめ

 

 

 

溶連菌感染症は、様々な病気と合併して、
第二の病気を患者に引き起こすことがあります。
それを以下よりまとめました。

 

 

  • 化膿性関節炎
  • トキシックショック症候群
  • 菌血症
  • 敗血症
  • 化膿性骨髄炎
  • 肺炎
  • 中耳炎
  • 気管支炎
  • リンパ節炎
  • 急性腎炎
  • リウマチ熱
  • アレルギー性紫斑病

 

 

 

基本的に抗生物質などで治療していくことになりますが、
リウマチ熱やアレルギー性紫斑病は、悪化すると完治までに、
長期的に症状が続くことがあります。

 

 

 

医師の指示により、早めの治療を行っていきましょう。

 

 

 

以上が、溶連菌にかかった際に起こる病気・症状のまとめになります。

 

 

 

他にも溶連菌にかかれば様々な病気と合併して発症するのですが、
主なケースとしてはここに挙げられているパターンがほとんどです。

 

 

 

是非参考にしてください。ありがとうございました!