溶連菌感染症が一向に治らない5つの原因

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溶連菌感染症が一向に治らない5つの原因

溶連菌感染症は基本的に菌そのもの潜伏期間は
2週間程度といわれていて、完治するのもそれくらいなのですが、
なぜかいつまでたっても溶連菌が除菌されず、長引くケースがあります。

 

 

 

抗菌薬を医師の指示通り飲んでいるにもかかわらず、
こういった事態に出くわした場合、どういった可能性が考えられるのか、
実際に調べてみた結果、いろいろとわかりましたのでシェアしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌がいつまでたっても除菌されずに長引いてしまう要因としては、
以下の5つの点が原因になっている可能性があります。

 

 

 

  1. 治療期間の長さと薬剤の味が悪い。
  2. 咽頭に存在する菌が抗菌効果を失わせてしまう。
  3. 抗菌薬によって咽頭の常在細菌叢が変化して菌抑制作用が低下。
  4. 家族間で溶連菌が繰り返し感染している。
  5. 溶連菌が細胞内で成長してしまっている。

 

 

 

以上の5点が、溶連菌感染症がなかなか治らない原因だと
考えられています。

 

 

 

ここで特に気をつけていただきたいのが、2番目と4番目です。
この2点が特に多いそうです。

 

 

 

まず2番目の「咽頭に存在する菌が抗菌効果を失わせてしまう。」
について解説しましょう。

 

 

 

咽頭に存在する菌が抗菌効果を失わせてしまう。

 

 

 

咽頭に存在する菌の中には、β−ラクタマーゼという酵素を
作るものが存在し、この酵素は溶連菌感染症治療に使われる
ペニシリン抗菌薬の効果を失わせてしまうことがあるのです。

 

 

 

β−ラクタマーゼにはペニシリナーゼという種類があるのですが、
この種類がペニシリンの効果を半減以下にしてしまっている可能性があります。

 

 

 

ペニシリンについてはこちら!

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは? 

 

 

 

 

 

 

 

現に以下のサイトでも、β−ラクタマーゼに対してこのように
言及しています。

 

 

 

抗菌薬に対する耐性機構はその種類によってことなりますが、重要な耐性機構の一つは、やはりβ−ラクタマーゼによるβーラクタム系(ペニシリン系及びセファロスポリン系)抗菌薬の不活化であると考えられます。また、多くの菌にとっても抗菌薬の攻撃を避ける最も重要な機構であり、これを発展させることにより現在まで生存し得た、と言えます。
(引用元:http://www.bdj.co.jp/micro/articles/1f3pro00000rwf1f.html

 

 

 

この場合、β−ラクタマーゼでは分解されない抗菌薬である、
セファロスポリン薬が有効に働くことがありますので、
選択肢の一つとして持っておくといいでしょう。

 

 

 

家族間で溶連菌が繰り返し感染している。

 

 

 

溶連菌感染症が潜伏期間を過ぎても完治しない原因の
もう一つとして、家族間で気づかないまま溶連菌を撒き散らし、
患者に気づかないうちに感染させてしまっているケースです。

 

 

 

特に家族間は距離が近く、家の中という最も身近な
密室空間にいるため、溶連菌が蔓延して感染し続けるというのは
何もおかしな話ではありません。

 

 

 

 

 

 

 

こういった感染をピンポン伝幡なんていいますが、
まさにピンポン玉が跳ね返るように患者の口や鼻へと
跳ね返って運ばれていきます。

 

 

 

こういった事態に陥る場合、家族間で溶連菌対策ができていない
可能性があります。

 

 

 

家族のうちで一人でも溶連菌感染症患者が出た場合は、
これ以上拡散させたり、繰り返さないために、マスクを着用して
家の中でも手洗いと消毒を徹底する必要があります。

 

 

 

溶連菌感染症の基本的な予防などは、以下の記事などで
詳しく解説していますので、参考にしてください。

 

 

 

溶連菌を防ぐうがいと手洗いの基本

 

 

 

薬に頼らない!溶連菌による喉の痛みのセルフケア術!

 

 

 

溶連菌感染を予防する免疫力向上のための4つの習慣 

 

 

 

このように、溶連菌感染症が一向に治らない原因には、
こういった理由が存在している可能性があります。

 

 

 

もし潜伏期間である2週間以上たっても、症状が改善しない場合は、
医師や家族に相談して薬剤変更や、予防対策を行うことが大事です。