溶連菌が原因で起こる口腔底蜂窩織炎の予防と治療

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溶連菌が原因で起こる口腔底蜂窩織炎の予防と治療

溶連菌感染症によって併発することがある病気の一つに、
蜂窩織炎があります。

 

 

 

この病気は、傷口に直接細菌が入り込んで、
皮膚の層の奥深くにまで入り込んで炎症を起こし、
組織の壊死などを引き起こす恐ろしい皮膚炎で、稀に死に至るケースもあります。

 

 

 

 

 

 

 

蜂窩織炎については、以下の記事で概要を解説していますので、
まだご存知でない方は以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌が引き起こす蜂窩織炎とは?

 

 

口腔底蜂窩織炎とは?

そして、この蜂窩織炎は外部の細菌によって、
表面の皮膚にのみ症状が出ると思われがちですが、
場合によっては口の中に発症することもあります。

 

 

 

それが、口腔底蜂窩織炎です。

 

 

 

 

 

 

 

まず口腔底とは、舌を上に上げたときに見える下顎の部分です。

 

 

 

この口腔底蜂窩織炎が悪化すると、呼吸障害や開口障害、
発音障害などの重篤な症状に発展することも少なくなく、

 

 

 

特に症状の進行が早く、真っ先に腫瘍が空気を取り込む道を
ふさいでしまうことによる呼吸困難状態だけは避けなければいけません。

 

 

 

正直言うと、どの皮膚の表面に発症する蜂窩織炎よりも、
口腔底蜂窩織炎が一番恐ろしいです。

 

 

 

では、どういったときに感染しやすいのでしょうか?

 

 

 

溶連菌に感染して口腔底蜂窩織炎になるのはどんなとき?

溶連菌が入り込んで口の中に蜂窩織炎ができるのは、
以下のようなケースです。

 

 

 

  • プールの水を飲んでしまったとき。
  • 他人が使った食器やスプーンを使ったとき。
  • 口の中を怪我したとき。
  • 虫歯や歯周病を患っているとき。
  • 周りに溶連菌やインフルエンザ患者がいるとき。

 

 

 

特に、口の中を噛んだり、なんかの弾みで怪我をしたときに、
プールの水を飲んだり、虫歯や歯周病を患っているときは要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

免疫力が低下していると、口腔底蜂窩織炎になる可能性が高まります。

 

 

 

大人の場合は特に、歯周病や虫歯などによる歯性感染が多く、
溶連菌などがそこに加わって傷口などが化膿し、
口腔底蜂窩織炎を引き起こすことがあります。

 

 

 

特に、口の中を怪我したとき、免疫力が低下していてなんか体調が悪いと感じているときは、
マスクをしてまずは溶連菌やインフルエンザ菌などの飛まつ感染を防ぎましょう。

 

 

 

なんか体調が悪いと思ったときの対処法については、以下の記事で解説しています。

 

 

 

最近体調が悪いなと感じた時の対処法

 

 

 

口腔底蜂窩織炎を予防するには?

口腔底蜂窩織炎を予防する方法としては、まず口の中を怪我したら、
他人が使っている食器を使わないこと。

 

 

 

タオルなど顔や肌を拭くようなものも、
自分専用のものを使うようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

そして、溶連菌は空気感染しますから、口の中を怪我しているときや虫歯、
歯周病などの病気を患っているときはマスクの着用を忘れずに!

 

 

 

あと、歯周病や虫歯による口腔底蜂窩織炎の予防でおススメなのが、
モンダミンやリステリンなどのうがい薬を使用することです。

 

 

 

 

 

 

 

特にリステリンは強力で、少量で口の中の菌を殺菌し、
綺麗な状態にしてくれます。

 

 

 

口腔底蜂窩織炎の歯性感染については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

■口腔底蜂窩織炎は歯の病気で感染する?!

 

 

 

口腔底蜂窩織炎を治療するときは?

口腔底蜂窩織炎を治療するときは、
主に以下の3つのパターンに分かれます。

 

 

 

  • 気道管理
  • 抗菌薬
  • 患部の切開

 

 

 

それでは順番ずつ解説しましょう。

 

 

 

気道管理

 

 

 

口腔底蜂窩織炎で最も恐ろしいのは、
症状が進行することで空気の通り道をふさがれ、
気道閉塞や窒息が起こることです。

 

 

 

この場合は、覚醒、局所麻酔で気管切開によって
気道を確保することが最も安全な方法となります。

 

 

 

抗菌薬

 

 

 

抗菌薬を使用して治療するケースもあります。

 

 

 

 

 

 

 

  • アンピシリン
  • スルバクタム
  • ペニシリンG
  • クリンダマイシン

 

 

 

これらの薬を使用して治療することが多いです。

 

 

 

投与期間は2〜3週間が良いとされ、臨床症状や白血球数の
改善が診られるまでは投与を継続します。

 

 

 

使用する薬も、できるだけ守備範囲が広く、
多くの病原菌に対応しているものが好ましいです。

 

 

 

また、ペニシリンなどは溶連菌感染症の治療にも用いられます。
詳しくはこちら!

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは? 

 

 

 

溶連菌感染症治療に使われる薬全般についてはこちら!

 

 

 

大人にも効く!溶連菌感染症を治療する薬まとめ 

 

 

 

患部の切開

 

 

 

患部の切開は、悪臭を放つガスや、呼吸障害、
抗菌薬投与で全く効果が見られない場合において実施されます。

 

 

 

 

 

 

 

切開したところにチューブを差込み、膿を排出していきます。

 

 

 

また、切開した傷口をしばらく開けておく事で、患部の中身を減圧し、
炎症が拡大したり悪化したりするのを防ぐことができます。

 

 

 

以上が、口腔底蜂窩織炎の概要と治療についてです。
ありがとうございました!

 

 

 

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