結膜炎には5種類あった!溶連菌タイプの結膜炎はどれ?

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結膜炎には5種類あった!溶連菌タイプの結膜炎はどれ?

溶連菌感染症によって引き起こされる合併症の一つ『結膜炎』ですが、
この結膜炎一つをとっても様々な種類があり、
主に以下の5種類に大別することができます。

 

 

 

  • カタル性結膜炎
  • 化膿性結膜炎
  • 乳頭性結膜炎
  • 濾胞性結膜炎
  • 偽膜性結膜炎

 

 

 

以上の5種類に分けることができます。

 

 

 

溶連菌感染が原因である感染性の結膜炎と、
非感染性のものとで混在していますが、念のために全て紹介しておこうと思います。

 

 

 

と、その前に、結膜炎という病気がそもそもどういう病気がご存知でないという方は、
まずはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

溶連菌による合併症『結膜炎』ってどんな病気?

 

 

カタル性結膜炎

結膜の充血がメインの症状で、まぶたの裏側の粘膜が水っぽく、
光沢があり、拡張した血管が浮き出て目立っている状態であるのが特徴です。

 

 

 

小さい子供に多く見られ、時間がたって治療が遅れると、
慢性化して治りにくくなる傾向があります。

 

 

 

そして、このカタル性結膜炎にも2種類に分かれております。

 

 

 

  • 急性カタル性結膜炎
  • 慢性カタル性結膜炎

 

 

 

それでは順番ずつ解説しましょう。

 

 

 

急性カタル性結膜炎

 

 

 

こちらは、溶連菌やインフルエンザ菌、肺炎球菌などが原因で起こる、
感染性結膜炎の中でも代表的なものです。

 

 

 

細菌感染が主で、粘膜で中程度くらいの分泌物が認められます。

 

 

 

また、非感染性のパターンでは、
物理的刺激や化学的刺激によって起こることが多いです。

 

 

 

普段はなんともないのに、インフルエンザや溶連菌感染症にかかったときに限って、
充血がひどいなどの症状に襲われたときは、大抵この急性カタル性結膜炎です。

 

 

 

慢性カタル性結膜炎

 

 

 

上記の急性カタル性結膜炎が慢性化して、
治りにくくなったものが慢性カタル性結膜炎です。

 

 

 

症状自体は急性に比べて軽いのですが、
慢性的な充血と少量の分泌物を認めます。

 

 

 

代表的な原因としては、モラクセラ菌、黄色ブドウ球菌が挙げられます。

 

 

 

他にも慢性涙嚢炎(まんせいるいのうえん)や脂漏性眼瞼炎などによるもの、
原因不明なパターンなどその症状や原因は多種多様です。

 

 

 

ただ、今回の溶連菌感染によるパターンで考えると、
完治と同時に解消することがほとんどです。

 

 

 

化膿性結膜炎

多量の膿性眼脂を伴う急性結膜炎で、感染性結膜炎として発症することが多く、
原因菌としてはインフルエンザ菌から淋菌、溶連菌、ブドウ球菌、肺炎球菌など様々です。

 

 

 

家族間でのタオルの共有や学校のプール、
お風呂場などで感染してしまうことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

もし不安な方は、タオルは個人で別のものを使用し、プールではゴーグルを着用して、
お風呂場では潜ったりしないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

特に、タオルの場合は顔を拭くことも多く、そのときに口の中の溶連菌がへばりついて、
そのまま誰かが使用して感染してしまうケースもありますので注意が必要です。

 

 

乳頭性結膜炎

 

 

乳頭(突起した出来物)が増えて結膜炎となるのは、
ある程度症状が長引いてから起こすため、
慢性的な結膜炎で起こることが多いです。

 

 

 

慢性感染性結膜炎や、
慢性アレルギー性結膜炎、乾性角結膜炎などでみられます。

 

 

濾胞性結膜炎

充血や眼脂とともに、まぶたの結膜炎から円蓋部にかけて濾胞がみられるパターンです。

 

 

 

濾胞とは、袋状の出来物のことです。
この濾胞性結膜炎にも、以下の2種類に分けられます。

 

 

 

  • 急性濾胞性結膜炎
  • 慢性濾胞性結膜炎

 

 

 

それでは順番ずつ解説しましょう。

 

 

 

急性濾胞性結膜炎

 

 

 

急性濾胞性結膜炎はウイルス性のものが大半で、流行性角膜炎や咽頭結膜熱、
急性出血性結膜炎、単純性ヘルペス結膜炎などがあります。

 

 

 

いずれも耳の前部分にあるリンパ節の腫れを伴い、角膜炎を合併することが多いです。

 

 

 

慢性濾胞性結膜炎

 

 

 

慢性濾胞性結膜炎は、感染性ではクラミジア菌の感染、
非感染性では点眼薬(アトロピン硫酸塩や交感神経β遮断薬)の長期使用が代表的な原因です。

 

 

偽膜性結膜炎

この偽膜性結膜炎は、感染性と非感染性の2パターンにわかれ、
感染性の場合は溶連菌をはじめとして、アデノウイルスやクラミジア菌などがあり、

 

 

 

非感染性の偽膜性結膜炎の場合はスティーブンス・ジョンソン症候群や、
骨髄移植の合併症の一つである移植片対宿主病などがあります。

 

 

 

偽膜性結膜炎は放置しておくと後遺症が残りやすいため、早めの対処が必要です。

 

 

 

以上が、溶連菌感染が原因で起こるものも含めた、結膜炎の種類です。

 

 

 

もし、結膜炎の治療の方法についても知りたいのであれば、
以下の記事を参考にしてください。

 

 

 

溶連菌感染症の合併症『結膜炎』の治療と検査について

 

 

 

ありがとうございました

 

 

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