溶連菌と結膜炎

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小児から高齢者までの細菌性結膜炎の概要

細菌性結膜炎は、溶連菌感染症の合併症の一つで、
他にもブドウ球菌や肺炎球菌、インフルエンザ菌などが原因で発症します。

 

 

 

発症する年齢も幅広く、小児〜高齢者と全体的で、
特に免疫力が弱っている人に発症しやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌が原因の結膜炎については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌による合併症『結膜炎』ってどんな病気?

 

 

 

細菌性結膜炎はとにかく治りにくく、
その原因の一つとしては治療薬に対する耐性菌が」増加してきていることが挙げられます。

 

 

 

特にインフルエンザ菌やブドウ球菌、
肺炎球菌は耐性菌が増えてきて今の薬では対応できないケースも増えてきているのです。

 

 

 

今回はそんな細菌性結膜炎を、
小児〜高齢者に分けて紹介していきたいと思います。

 

 

 

小児の細菌性結膜炎の特徴

 

 

 

小児の細菌性結膜炎は、新生児期・乳児期・幼児期・学童期に分類されて、
それぞれの時期で感染しやすい病原菌の種類は異なります。

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌の場合は、新生児期と乳児期に感染しやすく、
学童期以降はブドウ球菌による結膜炎が増加傾向にあります。

 

 

 

もし新生児や乳児期の段階で溶連菌による細菌性結膜炎にかかった場合は、
以下の薬を活用してください。

 

 

 

■有効な点眼薬の種類

  • セフメノキシム
  • エリスロマイシン
  • ゲンタマイシン
  • フルオロキノロン系

 

 

 

特に小児に対しては、
セフェム系・マクロライド系・フルオロキノロン系点眼薬がよく処方されます。

 

 

 

青年期から中年期の細菌性結膜炎について

 

 

 

ここから以降は、溶連菌による細菌性結膜炎の可能性はグッと減ります。

 

 

 

主に原因菌としては、インフルエンザ菌・ブドウ球菌が多くなります。

 

 

 

また、この時期からは性感染による淋菌性の結膜炎に注意する必要があります。

 

 

 

淋菌の結膜炎の治療には、
局所投与として第三世代セフェム系抗菌薬やマクロライド系抗菌薬、眼軟膏が選択されます。

 

 

 

セフェム系薬としては、セフトリアキソンナトリウム水和物、
セフォジジムナトリウムがあります。

 

 

 

インフルエンザ菌に対しては、セフメノキシムやフルオロキノロン系が有効です。

 

 

 

インフルエンザと溶連菌感染症の違いとは? 

 

 

 

高齢者の細菌性結膜炎について

 

 

 

高齢者の結膜炎の原因菌は、ブドウ球菌・肺炎球菌・インフルエンザ菌によるものが多いです。

 

 

 

ただし、免疫力が低下していることが多いので、
溶連菌による結膜炎の可能性も危惧しておかなくてはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

眼瞼縁炎や眼瞼内反症を伴っていることが多いのが特徴です。

 

 

 

高齢者に対しては、ブドウ球菌によるものが最も多いため、
それを念頭に入れた上での抗菌薬の使用が必要になります。

 

 

 

フルオロキノロン系やセフェム系を中心に治療を行い、
眼瞼縁炎を併発している場合は、患部の清拭、抗菌薬点眼、軟膏の使用などがいいです。

 

 

 

以上を参考に、対策を練ってみてください。
ありがとうございました!

 

 

 

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