溶連菌感染症の合併症『骨髄炎』とは?

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溶連菌感染症の合併症『骨髄炎』とは?

溶連菌感染症にかかると、様々な合併症を患うことがありますが、
中には骨髄炎にかかってしまうケースもあります。

 

 

 

溶連菌感染症による骨髄炎は、急性骨髄炎に分類され、
一度かかると中々治りません。

 

 

 

いわゆる骨髄炎とは、骨に溶連菌などのような細菌が入り込んでしまう、
骨の感染症なのです。

 

 

 

 

 

 

 

発熱だけでなく骨に痛みを感じるようになり、
炎症を起こした周辺の組織が壊死してしまうこともある
非常に恐ろしい病気です。

 

 

急性骨髄炎には2種類ある。

 

 

急性骨髄炎と一括りに言っても、
厳密には2種類存在します。
それがこちら!

 

 

 

  • 血行性骨髄炎
  • 外傷後骨髄炎

 

 

 

それでは順番ずつ解説しましょう。

 

 

 

血行性骨髄炎

 

 

 

溶連菌感染症による骨髄炎のタイプは、大体がこの血行性骨髄炎に分類されます。

 

 

 

血行性骨髄炎は、小さい子供において上気道感染から続発することが多く、
成長期の下肢長管骨によく発症します。

 

 

 

そして女性よりも男性に多い傾向でしたが、最近では中高年でもステロイド剤や抗がん剤、
免疫抑制剤、透析療法などを受けて抵抗力が減弱した人が、
骨髄炎を患ってしまうケースも増えています。

 

 

 

これは、骨の根幹となる部分は毛細血管が滞りやすく、
細菌が増殖しやすいからだといわれています。

 

 

 

外傷後骨髄炎

 

 

 

閉鎖骨折後の骨髄炎は主として、骨の接合術などの手術後に発症することが多く、
手術の技量に関連した病気でもあるため、原因は医者になることが多い病気です。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、手術中に細菌が混入した可能性が高く、
長時間の手術となると一層感染へのリスクが高まります。

 

 

 

医者には、この骨髄炎の感染の危険性はないかを確認したうえで、
骨の施術をしてもらうようにしましょう。

 

 

原因となる菌は何か?

 

次に、骨髄炎の原因となる
病原菌について紹介しておこうと思います。

 

 

 

  • 黄色ブドウ球菌
  • 表在性ブドウ球菌
  • 溶連菌
  • 緑膿菌
  • 大腸菌
  • インフルエンザ菌

 

 

 

このうちインフルエンザ菌は、小児に多い傾向があります。

 

 

 

また、陽連菌や黄色ブドウ球菌は、
溶連菌感染症の合併症の一つである結膜炎の原因にもなります。

 

 

 

結膜炎について知りたい方や、
原因を知りたい方はこちら。

 

 

 

溶連菌による合併症『結膜炎』ってどんな病気?

 

 

 

細菌性結膜炎の原因となる7つの病原菌とは?

 

 

骨髄炎の早期発見と予防のポイント!

 

溶連菌感染症にかかったと同時に、疼痛や熱感、発赤、
腫脹が見られた場合は高確率で骨髄炎ですが、
必ずしもこれらの症状が出るとは限らないということは
頭に入れておくべきです。

 

 

 

全身の倦怠感や発熱などといった全身症状も、必ずしもあるとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

というか、溶連菌感染症にかかった場合はそれが原因で高熱が出ているため、
骨髄炎で発熱しているかなんていうのは考えにくいです。

 

 

 

もし、溶連菌感染症にかかってしまった場合、
骨の痛みなどを少しでも感じるようであれば、
骨の様子などをしっかり診てもらい、
骨髄炎の心配はないかどうかを調べる必要があります。

 

 

 

一度かかってしまい、進行したら中々治りませんから、
いっそ溶連菌感染症にかかったら骨の検査もしてもらうと覚えておきましょう。

 

 

 

調べてほしいときは医者に相談してみましょう。

 

 

 

そんな厄介な骨髄炎を引き起こす溶連菌感染症について知りたい方は、
こちらをどうぞ。

 

 

 

大人もかかる溶連菌とは?

 

 

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