溶連菌による菌血症とはどんな病気?

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溶連菌による菌血症とはどんな病気?

溶連菌感染症にかかると併発することがある病気の中に、
菌血症というものがあります。

 

 

 

簡単に言うと、溶連菌などの細菌が血液中に入り込み、
ばい菌として作用してしまっている状態の病気を指します。

 

 

 

この菌血症によって、
化膿性関節炎や化膿性骨髄炎にかかる危険をはらんでいます。

 

 

 

 

 

 

 

化膿性関節炎と化膿性骨髄炎はどちらも
溶連菌感染症にかかることで起こる合併症みたいなものですが、

 

 

 

これらを引き起こすのも、溶連菌が患部にまで血液によって運ばれ、
そこにどんどん貯留していくからです。

 

 

 

つまり、菌血症が溶連菌による多くの合併症の原因になっているともいえます。
化膿性関節炎や化膿性骨髄炎については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌が原因で起こる『化膿性関節炎』とは?

 

 

 

溶連菌感染症の合併症『骨髄炎』とは?

 

 

 

菌血症は高齢者ほどリスクが上がる!

 

 

 

菌血症は、若者や子供などは発症率も低く、
死亡リスクも10%前後と低いですが、
高齢者になってくるとその死亡率と発症率が急激に上がります。

 

 

 

 

 

 

 

60代の死亡率は26%とされていますが、
85歳以上になるとその死亡率は38%以上になります。

 

 

 

なぜ高齢者ほど菌血症になるのか?

 

 

 

これは、病院が結構関連しています。

 

 

 

病院は他の患者もいるために、
他の環境と比べて菌が非常に多い場所だといえます。

 

 

 

高齢になると病院へ通う頻度も高くなり、なおかつ免疫力もそこまで高くないため、
注射器や患者や看護婦の息、もしくはトイレや手すりなどから
細菌に感染する確率が急激に上がります。

 

 

 

これが、高齢者が菌血症にかかりやすい原因といわれています。
特に注射や手術を頻繁に行っている人は要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、溶連菌なんかは空気感染しますから、
完全に密閉された綺麗な空間でない限り、
感染を完璧に避けることは不可能です。

 

 

 

それでも、マスクやタオルは自分のものだけ使うなど、
配慮するだけでも感染するリスクは下げられますので、
できる限りの対策はしておきましょう。

 

 

 

溶連菌の予防方法についてはこちら!

 

 

 

大人も必見!溶連菌感染症を予防する方法

 

 

 

溶連菌を防ぐうがいと手洗いの基本

 

 

 

菌血症の症状について

 

 

 

溶連菌感染症による菌血症の発症によって起こる症状は以下の通りです。

 

 

 

■典型的な症状

  • 発熱
  • 悪寒
  • 局所的な疼痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 呼吸困難
  • 意識障害
  • 血尿
  • 発疹
  • 痙攣

 

 

 

■稀な症状

  • めまい
  • 失神
  • 転倒
  • 倦怠感
  • ふらつき
  • 錯乱

 

 

 

特に高齢者は呼吸関連や尿関連の症状が多く、
菌血症によってそれらに関連する病気にかかってしまう恐れがあります。

 

 

 

菌血症を治療・予防するには?

 

 

 

菌血症を治療する方法の代表としては、
やはり抗生剤による薬剤治療です。

 

 

 

しかし、ただの内服では十分な効果を得られることは少ないため、
緊急で点滴による治療に入ることが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

予防としては、原因菌の一つである常在菌の肺炎球菌の予防接種を受けることです。

 

 

 

抵抗力の低い子供や高齢者が菌血症になるのは、
溶連菌だけではなく肺炎球菌によって発症することも非常に多いのです。

 

 

 

あとは、免疫力を高めて菌にやられにくい体を作ることですね!

 

 

 

以上となります。ありがとうございました!

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