菌血症によく似ている敗血症ってどんな病気?

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菌血症によく似ている敗血症ってどんな病気?

溶連菌感染症とともに併発して様々な合併症を起こす菌血症ですが、
似たような病気に敗血症というものがあります。

 

 

 

しばしば菌血症とごちゃごちゃになって、
どう違うのかわからない方も多いと思いますので、
ここで少し解説しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

敗血症とは、体内の血液全体に細菌が繁殖し、
全身性の炎症が起こってショック死などの重大な
問題を引き起こすこともある恐ろしい病気です。

 

 

 

敗血症が重症化した場合は重症敗血症と呼ばれ、
循環不全や臓器機能障害などの重篤な症状を引き起こし、
輸液に反応しない血圧低下の状態は敗血症性ショックと定義されます。

 

 

 

敗血症と菌血症の違いとは?

 

 

 

菌血症とは、血液内に細菌が入り込んだ状態を指し、
その細菌が関節や骨髄の中に入り込んで、
化膿性関節炎や化膿性骨髄炎を引き起こします。

 

 

 

 

 

 

 

原因菌は溶連菌やブドウ球菌、淋菌などがあります。
化膿性関節炎と化膿性骨髄炎については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌が原因で起こる『化膿性関節炎』とは?

 

 

 

溶連菌感染による化膿性骨髄炎の治療について

 

 

 

対して敗血症は、菌血症の悪化した全身性の炎症疾患です。

 

 

 

臓器の機能不全や循環不全、悪寒、高熱、意識障害などが現れます。
菌血症と違って重症化すると命の危険もあります。

 

 

 

敗血症の原因菌は?

 

 

 

敗血症の原因菌は以下のようになります。

 

 

 

  • B群溶連菌
  • 大腸菌
  • リステリア菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 薬剤耐性菌
  • 肺炎球菌
  • インフルエンザ菌

 

 

 

この中で溶連菌は、新生児に多く見られ、
生まれてから数日で起こる早発型の場合は、
このB群溶連菌によるものである可能性が高いです。

 

 

 

また、B群溶連菌感染症は母体の産道や子宮内で感染することが多く、
敗血症以外に髄膜炎や肺炎などを引き起こし、命の危険すらあります。

 

 

 

そんなB群溶連菌感染症についてはこちら。

 

 

 

妊婦と赤ちゃんを襲うB群溶連菌感染症とは?

 

 

 

また、敗血症は菌血症と同じく病院内で感染して発症することもあります。

 

 

 

病院に通っているときは免疫力が低下している場合が多いので、
手術や注射を行った日は菌が入り込まないよう十分気をつけてください。

 

 

 

特に注射を打ってからすぐにお風呂などに入ったりすると、
中に入っている菌が傷口に入り込み、容易に感染しますので
必ず1日か半日は最低でも置いてから入るようにしてください。

 

 

 

敗血症の治療について

 

 

 

敗血症は基本的に薬物治療がメインになります。

 

 

 

 

 

 

 

原因菌を検査してから、その菌を防いでくれる抗菌薬を投与します。

 

 

 

標準的な治療期間としては、菌血症だけだと1週間前後、
敗血症だと2週間くらいです。

 

 

 

重症化した場合は1ヶ月以上入院することもあります。

 

 

 

以上が、敗血症に関する内容になります。

 

 

 

似たもので溶連菌が原因で起こる菌血症について知りたい方は、
以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌による菌血症とはどんな病気?

 

 

 

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