大人も死ぬ劇症型A群溶連菌感染症

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危険な病気!大人も死ぬ劇症型A群溶連菌感染症とは?

子供や大人の女性などに発症するといわれ、
四肢の組織を破壊して壊死させてしまうこともある『人食いバクテリア』の
異名を持つA群溶連菌感染症ですが、さらに上のレベルのものがあるのをご存知でしたか?

 

 

 

まあ、まずそもそもA群溶連菌感染症がどういったものなのか
知らない人も多いと思いますので、そういう人はこちらを参考にしてください。

 

 

 

人喰いバクテリア!A群溶連菌感染症の治療法!

 

 

 

A群溶連菌感染症がどんなものなのかを理解していただいたうえで、
さらにひどくなるとどういった病気になるのかについて考えていきましょう。

 

 

 

そのA群溶連菌感染症よりもワンランク上で、
ひどい症状をもたらすその病気の名は、「劇症型A群溶連菌感染症」です。

 

 

 

 

 

 

 

簡単に言えば、A群溶連菌感染症のひどいバージョンといったところ。

 

 

 

これにかかると大人でもひとたまりもなく、あらゆる合併症を引き起こし、
治療も長期に及び、死亡率も一般的な溶連菌感染症とは比べ物になりません。
その症状や合併症との関連について触れていきましょう。

 

 

 

劇症型A群溶連菌感染症の症状とは?

 

 

 

劇症型A群溶連菌感染症の症状は、以下の通りです。

 

 

 

  • 四肢の疼痛
  • 腫脹
  • 発熱
  • 血圧低下
  • 悪寒
  • 筋肉痛
  • 下痢

 

 

 

中でも、高い発熱と激しい疼痛が襲いますので、こういった症状が見られて、
普通の風邪のときの体の痛め方と違うと判断した場合は、た
だちに救急車で病院へ向かってください。

 

 

 

また、これらはあくまでも序盤の段階での話であり、
ここから数時間経つと、さらに症状が悪化して様々な合併症の症状が出始めます。

 

 

 

劇症型A群溶連菌感染症の合併症は?

 

 

 

劇症型A群溶連菌感染症の初期段階の症状が一段と進むと、
以下のような合併症を引き起こすことがあります。

 

 

 

  • 咽頭炎
  • 膿痂疹
  • 筋炎
  • 肺炎
  • 菌血症
  • ショック症状
  • 多臓器不全
  • 急性腎不全

 

 

 

この中で、菌血症については、以下の記事をご覧ください。
この菌血症にかかると、化膿性関節炎や化膿性骨髄炎などの
難治性の高い病気にかかるおそれがあります。

 

 

 

溶連菌による菌血症とはどんな病気?

 

 

 

死亡率について考えてみる。

 

 

 

劇症型A群溶連菌感染症の死亡率について考えていきますが、
それにはまず過去にさかのぼってデータを見ていく必要があります。

 

 

 

調べたところ、劇症型A群溶連菌感染症が初めて国内で発見されたのは、1992年。

 

 

 

2006年までの患者の総計は396例で、30代から60代がメインとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

そのうち死亡した例は150にのぼり、約38%の死亡率という驚異的な高さを誇ります。

 

 

 

ちなみに、日本で10歳未満と10歳代の子供の患者で調べていくと、
約半数の50%が死亡しており、小児でこの病気にかかると
半分の確率で死に至ることがわかります。恐ろしいですね・・・。

 

 

 

劇症型A群溶連菌感染症の治療について

 

 

 

もはや素人の手に及ぶレベルではないため、
判断等も含めて全て医師に任せてください。

 

 

 

そして、集中治療室にて、合併症に備える必要があります。

 

 

 

私たち患者にできるのはこれだけです。

 

 

 

とにかく一般的な容量を超えた高用量の抗菌薬を投与していくことになるため、
体への負担も相当なものとなるでしょう。

 

 

 

もしこの病気にかかってしまったら、神に祈るしかありません。