溶連菌による咽頭炎の治療について

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溶連菌による咽頭炎の治療について

溶連菌感染症にかかると必ずといっていいほど起こるのが、
つばを飲み込むのも死ぬほど辛い激しい喉の痛みです。

 

 

 

これを別名『咽頭炎(いんとうえん)』ともいいますが、
この咽頭炎による喉の痛みを改善するだけでも、体の状況は一気に楽になります。

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌による咽頭炎の治療についてですが、
やはり抗菌薬による溶連菌退治と同時に治療が行われることが多いです。

 

 

 

では、もう少し咽頭炎について詳しく見ていきましょう。

 

 

 

そもそも咽頭炎による喉の痛みに薬は必要?

 

 

 

これは時と場合によるとしか言えません。

 

 

 

非細菌性の咽頭炎に対しては、薬が必ずしも必要であるとは限らず、
処方されないこともありますし、A群溶連菌などの細菌によるのどの痛みであれば、
抗菌薬は処方されます。

 

 

 

 

 

このA群溶連菌による喉の痛みの発生率は、小さい子供で15〜30%、
大人だと免疫力が下がるなどが原因で5〜15%程度の人がかかります。

 

 

 

そんなA群溶連菌感染症についてはこちらを参考にしてください。

 

 

 

もちろん、A群溶連菌以外のタイプの溶連菌による喉の痛みに対しても、
同様の処置がとられます。

 

 

 

人喰いバクテリア!A群溶連菌感染症の治療法!

 

 

 

ただし、喉の痛みよりもまず、生命の危険に晒されてしまう、
劇症型溶連菌感染症にかかってしまった場合、心不全や多臓器不全などの
重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、喉の痛みのケアよりも
そちらの治療のほうが優先されるときもあります。

 

 

 

劇症型溶連菌感染症についてはこちらの記事をどうぞ。

 

 

 

劇症型溶連菌感染症ってどんな病気? 

 

 

 

溶連菌の喉の痛みに対する薬治療はどうやるのか?

 

 

 

とにかく、溶連菌による咽頭炎で喉が激しく痛む場合は、
自然治癒を待っても一向に治らず、悪化する一方なので、抗菌薬の投与が先決です。

 

 

 

第一選択肢としてはペニシリン、もしアレルギー反応などが見られる場合は、
セフェム系やマクロライド系が処方されます。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、マクロライドに関しては耐性菌の増加から、
効果を十分に発揮できない可能性があるため、セフェム系薬剤をおススメします。

 

 

 

セフェム系薬剤は、副作用がペニシリンよりも少ないうえに、
しっかり継続して投与していれば、ペニシリンと同じくらいの効果を
発揮することがわかっています。

 

 

 

これらの薬についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌感染症治療に使われる抗生剤まとめ!

 

 

 

溶連菌の咽頭痛からさらに気をつけるべきこと!

 

 

 

溶連菌感染症による咽頭炎の喉の痛みが起こった場合、
喉の痛みだけでなく、溶連菌感染症による合併症のリスクも
懸念しておかなくてはいけません。

 

 

 

特に、トキシックショック症候群や、
口腔底蜂窩織炎(こうくうていほうかしきえん)には要注意です。

 

 

 

 

 

 

 

この場合、喉の痛みは咽頭炎と比べると頻度は少ないですが、
致命的な事態に陥る可能性がありますので注意が必要です。

 

 

 

特にトキシックショック症候群が起こると、短時間で死に至る可能性もありますので、
溶連菌感染症にかかった場合はこういった合併症の危険性は知っておいたほうが、
いざというときに対応するのが早くなり、命を救うことにつながります。

 

 

 

トキシックショックについては、以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌感染による合併症「トキシックショック症候群」とは?

 

 

 

また、口の中で腫脹ができて、
それが呼吸の邪魔をして呼吸困難に陥ることもある
口腔底蜂窩織炎については、以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌が原因で起こる口腔底蜂窩織炎の予防と治療

 

 

 

以上のように、溶連菌による喉の痛みといっても、咽頭炎だけではなく、
こういった重大な合併症である可能性も否定できません。

 

 

 

特に、歯病にかかっていてどこか口の中で怪我をしていたり、
皮膚のどこかが怪我をしていたりなどといった些細な傷口から溶連菌などの細菌が入り込み、
上記のような合併症を引き起こすこともありますので、くれぐれも用心してください。