A群溶連菌感染症による咽頭炎について

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A群溶連菌感染症による咽頭炎について

A群溶連菌感染症は、別名『人食いバクテリア』と呼ばれることもある病気で、
悪化すると菌が皮膚の組織を壊死させていってしまうという恐ろしい病気です。

 

 

 

人喰いバクテリア!A群溶連菌感染症の治療法! 

 

 

 

乳幼児では咽頭炎、年長児や成人では扁桃炎を発症し、
発疹や喉の痛みを伴うこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

この喉の痛みがまた強烈で、
食べ物を飲み込むことすらきついくらいに、痛みが強烈!

 

 

 

もう食べるのが嫌で、普段食べるのが好きな僕でも、
食欲なくして溶連菌の潜伏期間中で3kg〜4kg痩せました・・・。

 

 

 

また、合併症としてリウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症を引き起こすこともあります。

 

 

 

今回は、そんな数あるA群溶連菌感染症の症状の中でも、
咽頭炎による喉の痛みにフォーカスしたいと思います。

 

 

 

A群溶連菌感染症による咽頭炎はどんな症状?

 

 

 

A群溶連菌感染症による咽頭炎は、どの年齢においても起こる可能性のある病気で、
特に小児に最も多いです。

 

 

 

しかし、3歳以下や成人では、このA群溶連菌で咽頭炎による喉の痛みに悩まされた
というケースは少ないです。

 

 

 

2〜5日の潜伏期間を経て、突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、
ときには嘔吐なども伴うときがあります。

 

 

 

 

 

 

 

咽頭部分は完全に腫れあがって浮腫状態で、扁桃は浸出物を伴って、
溶連菌感染症特有の症状であるイチゴ舌が見られることもあります。

 

 

 

メインの喉の痛みなどの症状は1週間以内に治っていくことが多いのですが、
合併症として肺炎・髄膜炎・敗血症などの化膿性疾患、
非化膿性疾患であるリウマチ熱や急性糸球体腎炎を引き起こすこともあります。

 

 

 

他にも色々な症状や合併症がありますので、
一度下記にまとめてみました!

 

 

 

■主な症状

  • 喉の痛み
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 全身倦怠感
  • 咽頭の腫れ
  • 浸出物を伴った扁桃
  • イチゴ舌

 

 

 

■合併症のリスク

  • 肺炎
  • 髄膜炎
  • 敗血症
  • リウマチ熱
  • 急性糸球体腎炎

 

 

 

ここで気になる合併症としては、リウマチ熱と急性糸球体腎炎でしょう。

 

 

 

これはA群溶連菌感染症によるもので起こることが多い病気です。
それぞれ解説していきましょう。

 

 

 

A群溶連菌感染症の合併症『リウマチ熱』とは?

 

 

 

リウマチ熱は、A群溶連菌感染症の2〜3週間後に続発する非感染性の疾患で、
5歳〜15歳でしばしば発症することがあります。

 

 

 

菌に対抗するための抗体と、心臓や神経、滑膜組織との交差反応が原因で起こります。
心炎・関節炎・舞踏病などの主症状があります。

 

 

 

このうち、特に心炎は危険で、
感染性心内膜炎・脳卒中・心不全などの後遺症の原因になり、
命の危険に晒される恐れがあります。

 

 

 

A群溶連菌感染症の合併症『急性糸球体腎炎』とは?

 

 

 

主にA群溶連菌の感染後に、10日前後の潜伏期間を経て、
血尿・蛋白尿・尿量減少・浮腫・高血圧で発症する一過性の急性腎炎です。

 

 

 

一般的に溶連菌感染後、糸球体腎炎にかかりはしても、
やがて完全に治癒し、自然治癒でも対処できることが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

また、小児では予後良好だとされています。
急性糸球体腎炎については以下の記事をどうぞ。

 

 

 

■溶連菌による急性糸球体腎炎ってどんな病気?

 

 

 

A群溶連菌による咽頭炎にはどう対応すべきか?

 

 

 

基本的にA群溶連菌感染症による咽頭炎に対しては、
治療薬としてペニシリン系抗菌薬が第一選択肢に入ってきます。

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは? 

 

 

 

ペニシリンにアレルギーがある場合は、マクロライド系、
セフェム系の抗菌薬を投与することがよいとされるのが一般的です。

 

 

 

完治以外での抗菌薬投与の3つの目的とは?

 

 

 

ペニシリン系、マクロライド系、セフェム系などのいずれの薬剤も、
完治するまでの10日間は投与が推奨されています。

 

 

 

 

 

 

 

ここで抗菌薬を用いる目的としては、完治を狙うという目的以外にも、
以下のような狙いがあります。

 

 

 

  • 症状の持続時間を短縮して化膿性疾患の重症化を防ぐ
  • リウマチ熱を予防するため
  • 感染力を弱めることで飛まつや接触による感染を防げる

 

 

 

このような狙いから、抗菌薬を投与するべきだと考えられているのです。

 

 

 

抗菌薬を使用するのが遅れると、第二、第三の溶連菌感染者が出てきてしまうので、
一刻もはやい対策が必要です。

 

 

 

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