溶連菌感染症の合併症『咽頭炎』の治療薬の使い方

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溶連菌感染症の合併症『咽頭炎』の治療薬の使い方

咽頭炎は小児科領域では日常的に見る病気で、喉の痛みを伴い、
咽頭部分が腫れ上がっている状態が特徴です。

 

 

 

しかし、溶連菌感染症による咽頭炎は激烈で、
つばを飲み込むのも辛いくらいの激痛が襲います。

 

 

 

 

 

 

 

そんな咽頭炎は、実はある意味総称的な呼び方で、
とにかく喉の辺りが腫れあがって痛んでいるときは、
咽頭炎と呼ぶことにしているというのがここ最近までずっと続いている傾向だそうです。

 

 

 

厳密には鼻咽頭炎・咽頭扁桃炎・咽頭喉頭炎などと表現されるべきなのです。

 

 

 

まあ、一括して咽頭炎と呼んでもそこまで遜色ないのでいいんですが、
そもそもこの咽頭炎は何が原因で起こるのでしょうか?

 

 

 

咽頭炎の原因について

 

 

 

咽頭炎の原因のほとんどは微生物による感染で、溶連菌以外にも、外傷やアレルギー、
化学物質が原因になることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

細菌性に属するのが、当サイトのテーマである溶連菌によるもの。
それも、『人食いバクテリア』と恐れられているA群溶連菌です。

 

 

 

人喰いバクテリア!A群溶連菌感染症の治療法! 

 

 

 

この病原菌は、日常的に診療する機会が多い上に、
リウマチ熱や溶連菌感染後性糸球体腎炎などの合併症を発症させるので重要な原因菌です。

 

 

 

A群溶連菌感染症による咽頭炎についてはこちらの記事をどうぞ。

 

 

 

A群溶連菌感染症による咽頭炎について 

 

 

 

細菌性のもので他に原因菌になるものとすれば、
G群溶連菌やC群溶連菌、エルシニア菌も咽頭炎の原因になります。

 

 

 

ただ、これらで発症することはほとんどありません。
大体が、前述したA群溶連菌感染症です。

 

 

 

G群溶連菌とC群溶連菌感染症についてはこちらの記事をどうぞ。

 

 

 

G群溶連菌感染症の症状と治し方 

 

 

 

C群溶連菌感染症の症状と治し方

 

 

 

C群溶連菌感染症とG群溶連菌感染症の違い 

 

 

 

溶連菌感染症による咽頭炎に対する薬の使い方

 

 

 

溶連菌感染症による咽頭炎は抗菌薬を使用するのが基本ですが、
その狙いは、他者への感染を防いだり、合併症のリスクやその症状の軽減を目的に、
重症化を防ぐことにあります。

 

 

 

 

 

 

 

特に合併症の一種であるリウマチ熱(猩紅熱)に対する抗菌薬の使用は重要です。

 

 

 

溶連菌感染症特有の症状「猩紅熱(しょうこうねつ)」とは? 

 

 

 

命にかかわる致命的な合併症につながりかねないリウマチ熱を防げるかどうかというのは、
溶連菌感染症治療の上で重要なポイントです。

 

 

 

特にこのリウマチ熱はA群溶連菌感染症で起こりやすいのですが、
従来は経口ペニシリン薬を10日間内服することが推奨されています。

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは? 

 

 

 

しかし、たまに感受性の高い抗菌薬を使用しても、
溶連菌が除菌されないことがあるのです。

 

 

 

これは、上気道に存在する菌が、
ペニシリンを分解して無効化してしまうことなどが原因だとされています。

 

 

 

そこで、そういったペニシリンの弱みを補完した形で登場したのが、
セファロスポリン薬です。

 

 

 

セファロスポリン薬は、ペニシリンに比べてその効果は同等かそれ以上であり、
何より少ない投与回数で効果を発揮しやすいことで知られています。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、一つ問題点として、
ペニシリンよりもかなり高価なことがネックになっているんですよね・・・。

 

 

 

それに、使用しているうちにセファロスポリン薬の耐性菌が生まれて、
せっかくのセファロスポリン薬が効かなくなるなんてことになるのも恐ろしいです。

 

 

 

そして何より、高価なので財布に優しくありません。

 

 

 

じゃあ他の薬を使わないといけないのかと思うかもしれませんが、
要は使いようであって、他の薬でも使い方をしっかりしていれば、
それなりにしっかりと効果を発揮してくれます。

 

 

 

大人が溶連菌に対して使用すべき薬について、
以下の記事でまとめましたのでよかったら参考までに。

 

 

 

大人にも効く!溶連菌感染症を治療する薬まとめ

 

 

 

溶連菌感染症治療に使われる抗生剤まとめ! 

 

 

 

以上となります!
ありがとうございました!

 

 

 

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