咽頭炎ってどんな病気?

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咽頭炎ってどんな病気?

咽頭炎とは、風邪や感染症にかかったときに起こる喉の痛みを伴う病気の一つで、
溶連菌感染症の合併症としても有名です。

 

 

 

特にA群溶連菌感染症による急性咽頭炎が非常に多いそうです。
A群溶連菌感染症による咽頭炎についてはこちらの記事をどうぞ。

 

 

 

A群溶連菌感染症による咽頭炎について

 

 

 

まず溶連菌感染症による咽頭炎になる前は、鼻水と咳などの症状が出て、
それこそ見た感じは風邪のような症状が続きます。

 

 

 

しかし、咳や鼻水などが引いても、喉の痛みだけ一向に治らず、
そのままどんどん悪化してしまうケースがあります。
これが急性咽頭炎です。

 

 

 

咽頭炎には大きく2種類のタイプがある。

 

 

 

咽頭炎には主に以下の2種類に分かれます。

 

 

 

 

 

 

 

  • 扁桃周囲膿瘍
  • 急性咽頭蓋炎

 

 

 

この中で、咽頭痛が悪化して口を開けることに対して障害が生じたり、
含み声でしゃべりづらそうにしているなどといった症状が出ている場合は、
扁桃周囲膿瘍の可能性があります。

 

 

 

扁桃周囲膿瘍とは?

 

 

 

扁桃周囲膿瘍とは、急性咽頭炎や扁桃炎から続発し、
扁桃の膜と周囲筋膜の間に膿瘍を作ってしまう疾患のことです。

 

 

 

症状としては非常にきつい喉の痛み、発熱、開口障害、含み声を起こし、
頸部リンパ節腫脹から上頸部圧痛を感じることが多いです。

 

 

 

すでに抗菌薬を使用していたにもかかわらず、
数日後に激しい咽頭痛を訴えるのが特徴ですね。

 

 

 

この病気は進行すると、腫脹による窒息などの生命の危機に晒される可能性があるため、
迅速な対応が必要となる病気です。

 

 

 

 

 

 

 

薬剤治療については、従来はペニシリン系抗菌薬とクリンダマイシンを使用していましたが、
最近になって耐性菌が存在していることがわかりました。

 

 

 

クリンダマイシンは、耐性菌のせいで、
どんどん効き目がなくなってきているという事実があり、
使用する機会が減ってきています。

 

 

 

そこで、耐性菌がまだ存在していないペニシリン抗菌薬と、
βラクタマーゼ阻害薬の組み合わせで治療することが多くなってきています。

 

 

 

また、唾を飲み込むのが辛かったり、
横になると息苦しさを感じるといった症状を示す場合は、
急性咽頭蓋炎の可能性が高まります。

 

 

 

急性咽頭蓋炎とは?

 

 

 

急性咽頭蓋炎は、風邪から続発して喉頭蓋が大きく腫脹し、
咽頭全体に症状が及び、気道閉塞に至ってしまう恐ろしい病気です。

 

 

 

咽頭痛が急速に悪化し、唾も飲み込めず、
含み声がある場合はこの病気の可能性があります。

 

 

 

座っている状態では呼吸困難感がなくても、
仰向けになると呼吸困難感が出てしまうことがあります。

 

 

 

また、口を大きく開けて舌を突き出し、
下顎を突き出す体位を取りがちなのも特徴ですね。

 

 

 

病気が進行すると、吸気性喘鳴が数分間続いた後に窒息してしまいます。

 

 

 

ただ、すぐに治療に取り掛かれば、
静注抗菌薬とステロイド投与で完治することが多いため、
手遅れにならなければ十分助かる病気です。

 

 

 

咽頭炎まとめ

 

 

 

扁桃周囲膿瘍と急性咽頭蓋炎、
これらの病気を総称して、ひとまとめで咽頭炎と呼んでいます。

 

 

 

溶連菌も関連する咽頭炎は、喉の痛みにのみ目が行きがちで、
あまり警戒されることがありませんが、
悪化すると命の危険を伴うこともある恐ろしい病気です。

 

 

 

悪化すると治るまで数ヶ月持続するケースもありますから、
生活に大きな支障をきたしてしまいます。

 

 

 

たかだか喉の痛みといえども、されど喉の痛みです。

 

 

 

腫脹が悪化して気道を塞ぎ始めると、
窒息死のリスクが一気に上がりますので、
十分気をつけてください。

 

 

 

ありがとうございました!

 

 

 

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