溶連菌による膿痂疹(とびひ)の治し方について

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溶連菌による膿痂疹(とびひ)の治し方について

溶連菌が原因で起こる膿痂疹(とびひ)は、人の皮膚に触れることで容易に感染し、
他人にも膿痂疹を引き起こしてしまうことがあります。

 

 

 

非常に感染力が強く、しっかり対策しておかないと、
学校内や家族内で集団感染が起こり、学級閉鎖などの最悪の事態も考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌が原因で起こる膿痂疹についての概要は以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌が原因で起こる膿痂疹ってどんな病気?

 

 

 

こういった膿痂疹に対しては、まずは水疱や膿疱、
びらんなどから細菌を採取して原因菌を探っていくことから始まります。

 

 

 

また、抗菌薬の感受性について調べておくと、
後の治療に役立つこともありますので、
患者側でも原因菌が判明したら少し調べておきましょう。

 

 

 

膿痂疹のスキンケアについて

 

 

 

患部は石けんを使用してブラシやナイロンでできた洗い器具でゴシゴシ洗わず、
手で優しく洗うようにしてください。

 

 

 

そしてゆっくりとシャワーで流します。
このさい消毒は行いません。

 

 

 

 

 

 

 

そして、大きい水疱は針でつぶして中の液が、
周囲の皮膚につかないように排出させます。

 

 

 

もしついてしまった場合は、
しっかりと洗い落としておくことを忘れないでくださいね。

 

 

 

膿痂疹の外用治療について

 

 

 

膿痂疹のスキンケアをしっかり行ったうえで、
次は皮膚に塗る薬についてです。

 

 

 

 

 

 

 

水疱やびらんには、アクアチム軟膏、フシジンレオ軟膏、
テラマイシン軟膏などを塗り、ガーゼ・包帯で覆います。

 

 

 

また、ゲンタマイシン軟膏も以前は抗菌薬として使われていましたが、
現在は耐性菌が増えて効果が望めなくなったため、
使用はオススメできません。

 

 

 

また、アトピー性皮膚炎が合併してかゆみがきつい場合は、
湿疹になっているところのみにステロイド外用薬を塗り、シートを重ねて貼ります。

 

 

 

溶連菌で悪化したアトピーに対する薬の使い方については、以下の記事をどうぞ。

 

 

 

溶連菌で悪化したアトピーを治療するスキンケアの基本!

 

 

 

溶連菌で悪化したアトピーを治療するステロイドの使い方

 

 

 

タクロリムス軟膏で溶連菌で悪化したアトピーを治療! 

 

 

 

膿痂疹の内服治療について

 

 

 

水疱やびらん面積が広い場合は、抗菌薬を内服します。

 

 

 

黄色ブドウ球菌が原因で起こる水疱性膿痂疹の場合は、
セフェム系やマクロライド系、ぺネム系抗菌薬などを使用します。

 

 

 

通常は5日くらいまで内服し、まだ水疱が新しくできていたり、
びらんが残っているようであればさらに数日使用し続けます。

 

 

 

 

 

 

 

膿がたとえなくなって皮が残っているような状態でも、
その皮に菌は残っているので、その皮が完全に取り除かれて、
新しく皮膚が生まれ変わるまでは抗菌薬を使用しましょう。

 

 

 

そして溶連菌が原因で起こるタイプの痂皮性膿痂疹については、
溶連菌をターゲットにペニシリン系抗菌薬を使用します。

 

 

 

良薬!溶連菌によく効く薬「ペニシリン」とは? 

 

 

 

しかし、ブドウ球菌との混合感染が疑われる場合には、
どちらにも効果が高いβラクタマーゼ阻害剤配合抗菌薬、
新経口セフェム系抗菌薬、ペネム系抗菌薬を使用します。

 

 

 

もしアトピー性皮膚炎が合併しているときは、
抗ヒスタミン剤やアレルギー薬を併用してできるだけかゆみを抑えるようにします。

 

 

 

以上を参考に、子供や大人である家族の一人が感染して発症したときには、
正しく対処できるようにしておきましょう。

 

 

 

ありがとうございました!

 

 

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