溶連菌と伝染性膿痂疹

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靴擦れが原因で溶連菌性の膿痂疹にかかる?!

溶連菌感染症の感染経路は、空気感染だけでなく、 接触することで皮膚の傷口に入り込んだりする形で感染するケースもあります。 その皮膚の傷口の一つに、靴擦れがあります。   革靴やサイズの合っていない靴を履いていると起こる、足が靴の中で摩擦して、 皮がめくれて痛くなる靴擦れですが、この靴擦れが原因で溶連菌感染症や、 それに関わる様々な合併症の原因につながる可能性があります。 靴擦れの恐ろしいところは、靴を履いている間は消毒などの何の対策もできずに、 菌が繁殖しやすい環境に何もなすすべなく足を露出せざるを得ない点です。 もし靴擦れが起こった場合、 足の汗などで繁殖する菌が靴擦れによる傷口に、 簡単に入り込むことができるということになります。 しかも、靴擦れで足の皮がめくれているときに、 そのまま手でちぎろうとすることもありますが、その手に溶連菌が付着している場合は、 膿痂疹(とびひ)や溶連菌感染症そのものにかかる恐れがあります。 膿痂疹とは、別名『とびひ』と呼ばれていて、 皮膚に形成される膿がつぶれて液が出ると、それが付着した皮膚がたちまち感染し、 症状が拡大してしまうという病気です。 溶連菌が原因の膿痂疹の概要については以下の記事をどうぞ。 溶連菌が原因で起こる膿痂疹ってどんな病気?  特に膿痂疹においては、傷口から溶連菌などの細菌が入り込むと、 水疱を作って、その中身が靴擦れなどの刺激で破れることで、 中の内容物が靴下や足のほかの箇所に付着すると、一気に皮疹が拡大して、 足に水ぶくれみたいなものができて歩くことすら困難な状態に陥る可能性があります。

靴擦れを防止して溶連菌感染と膿痂疹を防ぐ3つのポイント

靴擦れを防いで、溶連菌などの細菌が皮膚の傷口に入って膿痂疹などの皮膚病にかからないようにするためには、以下のポイントが重要になります。
  • 皮が硬めの靴を履くときは1個上のサイズを使う
  • 靴擦れ用の絆創膏を靴擦れ箇所に貼る
  • 革を慣らしたい場合は近場の散歩にとどめる
以上の3点が靴擦れによる溶連菌感染を未然に防ぐポイントになります。それでは順番ずつ解説していきましょう。

革が硬めの靴を履くときは1個上のサイズを使う

革靴の革質は、やわらかいものもあれば、硬いものまであります。 柔らかいものであればそこまで問題ないのですが、革が硬いものになると、 いつもどおりのサイズを購入しても靴擦れが起こる可能性があります。 硬めの革でジャストサイズということは、 足の皮膚表面がちょうど治まるくらいというわけですから、 靴の中の表面と常に密着しすぎている状態になります。   そこでさらに革が硬めですから、 歩くときの靴の形の変形に足の大きさがついていけずに、 歩く動作のどこかで皮膚を中でこすりつけてしまうのです。 これが靴擦れの原因になります。 革があなたの足のサイズになじんで柔らかくなるまでは、 痛みを我慢しないといけないというわけですね。 そうなってはせっかく購入した靴も楽しく履くことができませんから、 可能であれば購入前に店員さんに聞いて、 1ランク上のサイズがないかどうか聞いてみてください。 例えば、いつもであれば28.0のサイズで大丈夫だったのであれば、 28.5のサイズがないかどうかを聞くのです。 0.5のサイズが違うだけでも靴擦れの防止になりますから、 そのサイズがあるかどうかを聞いてください。 元々小さめに作っている靴もあったりするので注意しましょう。

靴擦れ用の絆創膏を靴擦れ箇所に貼る

どうしても履いている靴のサイズが自分のジャストのサイズしかなくて、 少しきつく感じて靴擦れが置きそうだと感じている場合、少し試し歩きしてみて、 擦れそうな足の箇所に靴擦れ専用の絆創膏を貼ってから歩くようにしてください。 完全に痛みや傷を防ぐことはできませんが、 貼らないよりはかなり痛みや傷はマシになります。   しかも、絆創膏で外からの菌の侵入を守ってくれますから、 そういう意味でも有効な方法です。 ドラッグやスーパーの生活用品市場に普通に売られていますので、 購入しておくと便利です。

靴の革を慣らしたい場合は近場の散歩にとどめる

上記の靴擦れの絆創膏を貼ったからといって、 安心してその靴で遠出するのは非常に危険です。 遠出してしまったら、どんなに靴擦れがひどくてもその足で家まで帰らないといけませんから、 ただでさえ辛い靴擦れの傷口をさらに悪化させてしまう恐れがあります。 しかも遠出すると足の汗もかなり増えて、中で菌が繁殖しますから、 溶連菌に感染して膿痂疹にかかるリスクも高くなります。   なので、近場の散歩などにとどめておき、いつ足がきつくなって痛みが出始めても、 すぐに家に帰れる範囲で活動することが大事です。 もしどうしても遠出したい場合は、履きたい靴を我慢して、 普段履きこんでいる靴で出かけるようにしましょう。 特に社会人は革靴で出勤するのが一般的で、 仕事の疲れが溜まって免疫力が低下しているときと、今回の靴擦れが重なると、 溶連菌に感染するリスクが高まりますので気をつけてください。 もし膿痂疹の治療について知りたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。 溶連菌による膿痂疹(とびひ)の治し方について 溶連菌による膿痂疹の誰でもできる予防と感染対策のコツ!  以上です。 ありがとうございました!

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