溶連菌による膿痂疹治療に使われる薬まとめ!

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溶連菌による膿痂疹治療に使われる薬まとめ!

溶連菌が原因で起こる合併症は様々ですが、その一つに膿痂疹があります。

 

 

 

 

 

 

 

この病気は皮膚に膿みを作り、その中身に皮膚が触れると、
飛び火するようにどんどん感染部分が広がり、悪化していくといったもので、
別名『とびひ』とも呼ばれています。

 

 

 

溶連菌が原因で起こる膿痂疹ってどんな病気? 

 

 

 

溶連菌による膿痂疹の治療概要

 

 

 

そんな膿痂疹の治療の第一段階としては、まずは切開による排膿です。

 

 

 

そして日々スキンケアにおいて、泡立てた石鹸で患部を包み込むように洗い、
シャワーでキレイに洗い流していきます。

 

 

 

それを続けながら平行して行うのが、原因となる溶連菌に対抗するための薬剤治療です。

 

 

 

 

 

 

 

特に膿痂疹においては、内服薬以外にも外用薬も用いられることがあり、
かゆみを抑えたりして悪化を予防するといった対策がとられることもあります。

 

 

 

今回では、溶連菌感染症による膿痂疹は、
接触による強い感染力を持つ合併症ですが、
それの治療に使われる薬をまとめて紹介していきたいと思います。

 

 

 

溶連菌による膿痂疹を治療する9つの薬

 

 

 

  • アクアチム軟膏
  • フシジンレオ軟膏
  • テラマイシン軟膏
  • ゲンタマイシン軟膏
  • アクロマイシン軟膏
  • アモキシシリン
  • クラブラン酸(クラバモックス)
  • セファレキシン
  • バンコマイシン

 

 

 

それでは順番ずつ見ていきましょう。

 

 

 

アクアチム軟膏

 

 

 

 

 

 

 

アクアチム軟膏は、別名『ナジフロキサシン外用薬』とも呼ばれ、
ニューキノロン系薬剤に属し、溶連菌などの細菌の増殖を抑えてくれる外用薬です。

 

 

 

虫刺されやあせもなどを掻き毟ることで発生する傷口に、
菌が入り込むことで起こる膿痂疹に対して、
感染を抑制して他の部位や他人に感染するのを防ぐ効果が期待できます。

 

 

 

水や汗にも強く、汗や水に触れることの多い、夏場に大活躍できる薬です。

 

 

 

副作用としては、かゆみ、刺激感、発赤、潮紅、丘疹、顔面の熱感、
接触皮膚炎、皮膚乾燥、ほてり感などが報告されています。

 

 

 

フシジンレオ軟膏

 

 

 

 

 

 

 

一般名は『フシジン酸ナトリウム』で、これも菌をやっつけるための外用薬です。

 

 

 

主にブドウ球菌による膿痂疹などに使用されるのですが、
溶連菌による膿痂疹に対して使用されることもあります。

 

 

 

使用頻度としては、1日3回と5日間塗布することが推奨されています。

 

 

 

ただ、このフシジンレオ軟膏は薬剤耐性菌が存在することも確認されており、
乱用しすぎると菌が耐性を持つようになって効かなくなってきます。

 

 

 

乱用は避けて、上記の通りの使用を行うようにしてください。

 

 

 

副作用に関しては、稀にアレルギー反応を起こすケースもあるのですが、
ほとんどの場合、重篤な副作用になることもなく、
また副作用そのもののリスクも低く、使いやすい薬です。

 

 

 

テラマイシン軟膏

 

 

 

 

 

 

 

溶連菌などの細菌そのものを殺菌したり、
それによる化膿や腫れ物の形成を防ぐ効果があります。

 

 

 

化膿止めとして知られるのが、このテラマイシン軟膏です。

 

 

 

副作用はほとんどありませんが、人によっては塗った部分に過敏症反応が出て、
赤みやかゆみがでることもあるので、
そうなった場合は担当医と相談して薬を変えてみましょう。

 

 

 

ゲンタマイシン軟膏

 

 

 

 

 

 

 

表皮よりも深い皮膚組織での炎症に対しては使えませんが、
溶連菌による合併症の一つである膿痂疹のような、
表皮のなかでも特に浅い組織である角層や顆粒層で起こる皮膚疾患に対しては有効です。

 

 

 

また、飲み薬のように全身には作用しにくく、
余計な副作用が出にくいというメリットがあります。

 

 

 

ただし、このゲンタマイシン軟膏も、耐性菌のリスクがあり、
乱用すると効果が薄まってしまうデメリットがありますので、
使いすぎは厳禁です。

 

 

 

アクロマイシン軟膏

 

 

 

 

 

 

 

テトラサイクリン系薬剤の一種で、細菌の蛋白合成を阻止することにより、
抗菌作用を示します。適量は1日1回から数回程度。

 

 

 

他に使っている薬がある場合、飲み合わせが悪かった場合は、
効能が強まりすぎたり弱まりすぎたりするケースがありますので、

 

 

 

担当医から処方される場合は、
いま現在使っている薬があればそれも伝えておくようにしましょう。
これにより、副作用のリスクも減らせます。

 

 

 

アモキシシリン

 

 

 

 

 

 

 

これは溶連菌感染症治療で有名な薬ですので、ここでは割愛しますが、
一般的に溶連菌感染症関連の治療で用いられる薬の中で、
特にメジャーなのがこのアモキシシリンです。

 

 

 

腫れや化膿を防ぎ、抗菌作用があるペニシリン系に属する薬の中でも、
特に知られている抗生物質です。

 

 

 

このアモキシシリンについてさらに詳しく知りたい人は、
以下の記事をどうぞ。

 

 

 

アモキシシリンによる溶連菌感染症の治療!

 

 

 

クラブラン酸(クラバモックス)

 

 

 

 

 

 

 

細菌の増殖を抑える作用を持ちます。

 

 

 

溶連菌によって起こる化膿性リンパ節炎や扁桃炎、とびひなどに使われ、
守備範囲が広く様々な疾患に対応しています。

 

 

 

主な副作用として、下痢・軟便、湿疹・発疹、嘔吐、おむつかぶれなどの接触性皮膚炎、
モニリア症などが報告されています。

 

 

 

このような症状に気づいたら、
担当の医師または薬剤師に相談してください。

 

 

 

セファレキシン

 

 

 

 

 

 

 

この薬はセフェム系薬剤に属しており、
溶連菌が原因による咽頭炎や扁桃炎、中耳炎、リンパ節炎、猩紅熱、敗血症、膿痂疹
に効果があります。

 

 

 

ペニシリンよりも副作用のリスクが低く、
ペニシリンと同程度の抗菌・殺菌作用があるため、
安全面と効果面でも非常にオススメです。

 

 

 

過敏症状(発疹(ほっしん)、じんましん、かゆみ、顔のむくみ、などのアレルギー症状)、
吐き気や嘔吐、食欲不振をおこすことがありますので、
こういった症状が出た場合は医師に相談してください。

 

 

 

バンコマイシン

 

 

 

 

 

 

 

バンコマイシンは、ブドウ球菌による膿痂疹に用いられることが多い薬ですが、
溶連菌に対してもそれなりの効果を発揮します。

 

 

 

抗生物質の一種で強い抗菌作用を持ちます。

 

 

 

以上が、溶連菌によって起こる膿痂疹に対して使われる薬のまとめです。
ありがとうございました!

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