溶連菌の4つの検査方法と検査のタイミングとは?

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溶連菌の4つの検査方法と検査のタイミングとは?

溶連菌に感染したら、治療の前に本当に溶連菌に感染したのかどうかを、
確かめるための検査を行います。

 

 

 

溶連菌感染症は様々な合併症を引き起こす可能性を持ち、
皮膚や喉などあらゆるところに症状を起こします。

 

 

 

特に合併症で検査が必要なのは、
敗血症菌血症壊死性筋膜炎膿痂疹蜂窩織炎丹毒で、
これらは致命的なダメージになることがあり、場合によっては致死率が数十%と危険です。

 

 

 

 

 

 

 

間違った治療は死亡につながりますので、
これらの重大な合併症のような症状が出た際には、
正しく治療するためにも正確な検査を行い、正体を突き止める必要があります。

 

 

 

特に壊死性筋膜炎と蜂窩織炎の症状は見た目でいうとかなり似ており、
診断する上で経験の乏しい医者が担当の場合、間違ってしまうこともあります。

 

 

 

溶連菌感染症にかかって、運悪く経験の乏しい医者に当たってしまった場合は、
検査を受けて正しく正確な治療を受けることが、完治への一番の近道なのです。

 

 

 

溶連菌の4つの検査方法

 

 

 

溶連菌に感染したときの検査の種類は、以下の4種類に分けられます。

 

 

 

  • 血液検査
  • 咽頭培養検査
  • 尿検査
  • 溶連菌迅速診断キット

 

 

 

それでは順番ずつ見ていきましょう。

 

 

 

血液検査

 

 

 

溶連菌の血液検査は、咽頭培養検査では察知できない、
リウマチ熱や急性糸球体腎炎などの合併症を調べるのに有効です。
また、重大な合併症である菌血症や敗血症の診断にも使えます。

 

 

 

 

 

 

 

特に敗血症の検査は重要で、遅れるとトキシックショック症候群や、
多臓器不全などの致命的な疾患に至る可能性があります。

 

 

 

結果がわかるまで30分程度とかなり早くわかるため、
一刻を争う事態であれば候補に入る検査方法です。

 

 

 

咽頭培養検査

 

 

 

溶連菌は喉に多く存在していますが、これを綿棒で採取し、
特別な環境において培養させ、顕微鏡で調べるのが咽頭培養検査です。

 

 

 

メリットとしては溶連菌以外の病原菌を見つける可能性があることですが、
数日から1週間ほどは結果がわかりませんので、
結果が出るまでの時間がかかり過ぎるのが難点です。

 

 

 

 

 

 

 

特に半日でも遅れれば死亡することもある溶連菌による、
壊死性筋膜炎や劇症型溶連菌感染症のケースにおいては役に立ちません。

 

 

 

この検査が使えるのは、
劇症化していない普通の溶連菌感染症の場合のみ有効です。

 

 

 

尿検査

 

 

 

溶連菌の尿検査の目的としては、「完治したかどうか」と、
「急性腎炎(急性糸球体腎炎)になっていないか」を調べることです。

 

 

 

 

 

 

 

血尿やウーロン茶のような茶褐色の尿が検出された場合は、
溶連菌感染症の合併症の一つである急性糸球体腎炎の可能性があります。

 

 

 

ただ、この急性糸球体腎炎自体は自然治癒することがほとんどで、
抗菌薬などが発達している現代では重症化することはほとんどなく、
致死率も低いため、そこまで検査する必要性があるかといわれると微妙なところです。

 

 

 

まあ、お金がかかっても1000円程度ですので、
受けてみてもいいとは思いますけどね。

 

 

 

溶連菌感染症の尿検査についてはこちらをどうぞ。

 

 

 

溶連菌感染症における尿検査の必要性について 

 

 

 

溶連菌迅速診断キット

 

 

 

溶連菌迅速診断キットは、その名の通り溶連菌に感染しているかどうかを、
いち早く検査するのに特化したアイテムです。

 

 

 

 

 

 

 

これも咽頭培養検査と同じく、綿棒で喉奥をこすって金を採取して調べていきます。

 

 

 

5分程度で結果がわかり、
感度も80%以上なのでかなり正確な検査結果を知ることができます。
(ただしキットの種類によって異なります。)

 

 

 

ただ、デメリットとしてはこのキットを使って溶連菌感染が陰性であっても、
溶連菌に感染していないとは言い切れないところですね。

 

 

 

所詮高くても80%程度の正確さですから、
残りの20%程度の確率で診断を間違える可能性もあるというわけです。

 

 

 

ちょっと時間がかかってもいいから、
正確さを求めるなら、血液検査が一番無難かもしれません。

 

 

 

それでも、急を要するような事態であれば、
溶連菌迅速診断キットを使用してすぐに結果を出し、対処するのも一つの手ですね。

 

 

 

溶連菌検査を受けるタイミングは?

 

 

 

溶連菌検査を受けるタイミングとしては、
とにかく症状が出て学校や会社にいけるような状態でなくなり、
病院へいかざるをえなくなった場合は、その場ですぐに受けるようにしましょう。

 

 

 

溶連菌感染症にかかった場合、イチゴ舌などの特徴的な症状を起こすことが多いですから、
大きい病院の医者であればほぼ間違いなく診断できますので、
溶連菌感染を疑われたらとりあえず検査を受けておくことをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

また、溶連菌感染症の完治したかどうかを見分けるための検査についてですが、
これを受けるタイミングとしては感染が発覚して5日〜7日後くらいがベストです。

 

 

 

なぜなら溶連菌の潜伏期間が2日〜5日程度だからです。

 

 

 

潜伏期間が過ぎてからすぐに調べることで、溶連菌感染症が完治しているのか、
長引きそうなのかをある程度判断することができます。

 

 

 

溶連菌感染症が完治したかどうかを調べる方法としては、
ほとんどの場合は尿検査で行われます。

 

 

 

これらの検査は溶連菌そのものはもちろん、
それによる合併症を調べる上でも重要になります。

 

 

 

もし溶連菌感染症にかかった場合は、こういった検査方法があることを知っておき、
いざというときに対応できるようにしておきましょう。

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