ウソ?!溶連菌感染症は自然治癒できるって本当?

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ウソ?!溶連菌感染症は自然治癒できるって本当?

溶連菌感染症について、Yahoo知恵袋などのQ&A掲示板で、
『溶連菌感染症は自然治癒できるのか?」という質問を見たことがあるのですが、
なぜ自然治癒前提なんだろうと疑問に思いました。

 

 

 

病院へいけない何らかの事情があるかもしれませんが、
絶対に自然治癒はオススメできません。

 

 

 

溶連菌感染症を自然治癒で治すことをおススメできない3つの理由

 

 

 

 

 

 

 

理由は以下の2つです。

 

 

 

  • 放置して体が退治してくれる範囲の菌ではないから
  • 放置していると合併症の危険が増す
  • 悪化して劇症型溶連菌感染症になり取り返しがつかなくなる。

 

 

 

それでは順番ずつ見ていきましょう。

 

 

 

放置して体が退治してくれる範囲の菌ではないから

 

 

 

よく、溶連菌の潜伏期間は2日〜5日程度とされていますが、
それはあくまでも抗菌薬による治療を行った場合です。

 

 

 

全く薬を使用せずに自然療法で治療する場合、この潜伏期間は通用せず、
どんどんその潜伏期間は延びて、長く苦しめられることになります。

 

 

 

 

 

 

 

特に咽頭炎による激しい喉の痛みや高熱は耐えがたいもので、
唾を飲み込むことすら痛くて痛くてたまらないのです。

 

 

 

そんな状態で自然治癒とか言わずに、さっさと病院行けって感じです。

 

 

 

しかも放っておくってことは、
仮に自然治癒するとしてもその間は溶連菌が暴れ続けるわけですから、
他者への感染リスクも大幅に高まるため、周りにも迷惑をかけてしまいます。

 

 

 

そして、溶連菌は抗菌薬を使用して、
その働きや培養を阻害することで初めて対抗できるようになるので、

 

 

 

自然治癒に任せて抗菌薬を使用しないということは、
溶連菌の威力が全く衰えないので一向に治ることはありません。

 

 

 

自然治癒させようとするのではなく、そもそも感染しないように、
普段から強い体を維持するように免疫力に気を使うことのほうが重要です。

 

 

 

溶連菌と大人の免疫力との関連性 

 

 

 

放置していると合併症の危険が増す

 

 

 

僕が溶連菌感染症の自然治癒をオススメしない最大の理由は、
溶連菌による合併症のリスクが上がるからです。

 

 

 

特に、抗菌薬を使用せずにいると、体内で溶連菌は増殖し続け、
あらゆる悪さを行うようになりますので、
むしろどんどん悪化していきます。

 

 

 

 

 

 

 

特に敗血症やそのきっかけになる
菌血症壊死性筋膜炎リンパ節炎膿痂疹蜂窩織炎などの恐ろしい合併症になると、
命の危険にさらされることになります。

 

 

 

病院代をケチってしまうことでかえって命の危機に晒されるなんて、
こんな馬鹿な話はありません。

 

 

 

特に敗血症や壊死性筋膜炎は致死率が数十%と非常に高く、
多臓器不全やショック症状が起こるなど、マジで危険なので、
自然治癒なんて絶対にオススメできないです。

 

 

 

※敗血症や壊死性筋膜炎は劇症型溶連菌感染症の合併症となることが多い。

 

 

 

悪化して劇症型溶連菌感染症になり取り返しがつかなくなる。

 

 

 

何より一番恐ろしいのは、放っておくことで風邪程度だった溶連菌感染症が、
劇症型溶連菌感染症になってしまうことです。

 

 

 

 

 

 

 

劇症型溶連菌感染症にかかると、敗血症や壊死性筋膜炎を併発し、
体の組織が壊死して死亡します。

 

 

 

1時間で数センチ単位で壊死部分が拡大していきますので、
早く抗菌薬を投与して壊死部分を切除しないと、
1日も持たずに死亡することもあります。

 

 

 

そんな恐ろしい劇症型溶連菌感染症について知りたい人は以下の記事をどうぞ。

 

 

 

劇症型溶連菌感染症ってどんな病気? 

 

 

 

このように、劇症型へ移行することもありますので、
「ただの風邪みたいな症状だから、溶連菌感染症も自然治癒で治せるだろう」
と鷹をくくっていると、本当に取り返しのつかないことになりますよ・・・。

 

 

 

特に大人の方で、普段から忙しくて風邪程度で会社を休めないと思っている人ほど、
この傾向にありますので要注意です。

 

 

 

もし会社に本当の意味で迷惑をかけたくないなんて思っているのであれば、
ちゃんと病院へ行き、検査を受けてください。

 

 

 

溶連菌の4つの検査方法と検査のタイミングとは?

 

 

 

お金がもったいないとか、休んだら迷惑がかかるからといって無理していると、
感染者を増やすことになり、万が一あなたが死んでしまったりでもしたら、
それこそ周りに迷惑がかかってしまいます。

 

 

 

結論:溶連菌感染症を自然治癒で治そうとするな!

 

 

 

はい、この結論になりますね。

 

 

 

合併症や感染のリスク、溶連菌の性質を考えても、
自然治癒なんて絶対にやらないでください。

 

 

 

溶連菌は抗菌薬で動きを鈍らせたり、抑えることで体が初めて対抗できる菌です。

 

 

 

何の薬もなしに治そうとすれば、ただただ体内で菌が増殖するだけです。

 

 

 

 

 

 

 

もし風邪程度の症状でとどまっていたとしても、
放っておくことで敗血症や壊死性筋膜炎など、
致命的な合併症にかかってしまっては元もこうもないので、
絶対にやめてください。

 

 

 

特に家族持ちの方であれば、
無理して自然治癒で治そうなんて絶対に思わないこと。

 

 

 

もし抗菌薬も使用せずに放っておけば、
家族内での感染拡大のリスクが大きく高まります。

 

 

 

溶連菌には潜伏期間があるから大丈夫じゃないかと思うかもしれませんが、
それはあくまでも抗菌薬を使用した場合の話です。

 

 

 

溶連菌の潜伏期間と感染しやすいタイミングについて

 

 

 

もし抵抗力の弱いお子様や、妊娠されている方が家族にいる場合は、
知らず知らずのうちに感染してしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

特に妊婦の方は免疫力が低下していて感染しやすい傾向にあります。
その事例はこちら。↓↓↓

 

 

 

妊婦と赤ちゃんを襲うB群溶連菌感染症とは? 

 

 

 

こうして溶連菌に感染すると、妊婦だけでなく赤ちゃんも生まれたときに感染し、
赤ちゃんが溶連菌感染症を発症してそのまま死亡してしまうケースもあります。

 

 

 

溶連菌感染症特有のイチゴ舌や激しい喉の痛み、高熱もしくは微熱、
発疹などの症状が出たらまずは病院へいくこと!

 

 

 

これだけでも守っていただければ、
最悪な事態は避けることができます。